2020年のコロナウィルスのパンデミック。
国と国が交流を閉ざし、国内でも行動や移動が制限される異常事態。
経済も多くの業種にブレーキとストップが掛かり、広く大きなダメージを受けました。
「こんなことが起こるんだ…!」と世界中が驚く…。
仕事が減ったり無くなったり、収入が減ったり…。
経済的には大部分の人が大なり小なり被害を受けていています。
そんな中で、「仕事」「経済」を見つめ直す機会が出来たと感じます。
今回は、「アフターコロナ」の仕事と社会について考えてみます。
コロナの被害の今後
今回のような出来事は「たびたび発生する」とは僕は思っていません。
「考えが甘い」と言われるかもしれませんが、今回で世界中が「注意をしなきゃ」と実感したと思うからです。
しかし、たびたび発生せずとも、今回で広い業種が経済的に大ダメージを受け、回復するには時間がまだまだ必要です。
大ダメージを受けている業種は、例えば、
・観光業
・観光に付随するバス会社や航空会社
・フィットネスクラブ
・ホテル業
・飲食業
・鉄道業
・学校関係
・車関係
など挙げればもっと出て来ます。
「コロナの状況が改善されれば復活する業種がほとんど」でしょうが、
復旧の考えられる順番は下記で、時間が掛かりそうです・・・。
1・治療薬が行き渡るにつれ世間の不安感が薄れる
2・ワクチンが完成し手に入るようになって、やっと安心感が出る
そのタイミングは2021年以降と言われているので、まだ時間が掛かります。
そうなると、持ちこたえれずに潰れていく会社も多数出て来ます・・・。
今後数年はおススメしにくい仕事
「仕事」で考えると数えきれない種類になりますので「業種」「職種」で話を進めて参ります。
まず、今後数年はおススメしにくい業種から考えてみます。
「今後もしばらくは影響が長引いて復活に時間が掛かる」業種を3つ選びました。
・飲食業
・スポーツクラブやフィットネスクラブ
・ライブハウス
理由
*飲食業は、人が密集してしまうと感染拡大の心配が有りますから、密集しないような営業をすると、どうしても店の面積に対する売り上げが落ちてしまいます。
新型コロナがウイルスに治療薬やワクチンが出回れば以前の状態に戻るのでしょうが、それまでは、従来の営業方法だけならば我慢の経営が続く業界です。
*スポーツクラブ・フィットネスやライブハウスは、換気が良い状態で営業できれば密室では無くなるので、客足は戻るでしょう。
ところが、屋内のライブハウスで「密室ではなく換気が効いてる」所は有りません・・・。
やはり、治療薬やワクチンが出回るまでは、元通りの運営は厳しいと思われます。
逆に、僕がここで選んでしまった業種の中でも「新しい発想で新展開する企業」は生き残れますし、他との差別化で急成長する可能性が有るので、おススメだと思っています。
例えば
飲食業は、お店のメニューのテイクアウトや全国への通販購入、お店のメニュー以外の関連商品の通販、これらの売上げを複合的に伸ばせることが出来れば生き残りつつ成長すると思います。
スポーツクラブやフィットネスクラブは、しばらくは敬遠されると思いますが、今回の緊急事態宣言で「運動不足」を痛感された人は多いと思います。
僕なんかは運動が出来なくなって、「運動不足で体が痛い」状態になりました。だから、この業種も「新しい発想」が生まれれば、そんな会社は急成長するのでしょう。
僕の頭では残念ながら新しい発想は浮かびませんが、きっと新サービスが誕生すると思います。
コロナ禍で今は苦しい業種でも、それまでは好調だった業界は、回復しだすと早いどころか、ライバルが少なくなっているので急成長するところも出てくると思います。
これから無くなる仕事を考えてみる
ところで、ここからはコロナ以外で考えていきます。
ITやAI(人工知能)・ロボット化で人が不要になる仕事も出て来ます。
日本の人口が減るけれども、それ以上にIT・AI・ロボット化で人間がしなくて良くなる仕事が増えます。
加えて、日本で育った人が仕事を選ぶ傾向にあるので、日本で育った人からは人気のない職種・人手が集まらない業種は人手不足になります。
そうなると、日本全体では人手不足になるので、外国からの労働力でサポートして貰わなければ日本国内の経済活動は回りにくくなります。
逆に考えると、それらを関わる側は「仕事が有って将来性が有る職種」となります。
例えば、外国からの労働者が必要な社会になるには、その人達の日本国内への橋渡しや受け入れ・日本語の習得や日本国内でのサポートなど、これらに関わる仕事も重要になります。
「アフターコロナでおススメ」というよりも今のタイミングで考えて、「今後に伸びるであろう業種」です。
コロナ禍の中、今後も安定している業種
コロナの状況で忙しくなった業種も有るようですが、「一時的に忙しい」だけならば「安定している」とは言えません。
「安定」と「将来性」で考える
医療業界や公務員の方々は、仕事が多くなった割合が多い業種です。「仕事が減った」とは耳にしません。
コロナ禍で経営が苦しくなっている病院が有るようですが、仕事のニーズは減ることは無い重要な仕事です。
医療業界は、ドクターや看護師などは資格が必要です。医療の事務職でも資格が必要な仕事も有ります。もちろん医療業界の中で資格が不要な職種も有ります。
また、ウーバーイーツのような、集合的に宅配サービスを請け負う会社も現在のコロナ禍では忙しくなっています。
日本国内の今後のキーワードを考える
将来性を考えると、キーワードは「少子高齢化」「人口減少」「IT化」「温暖化」「環境問題」です。
*「少子高齢化」と「人口減少」から見えてくるものは「労働の問題」→国家予算も少なくなるので人口を増やさなければならない→「労働力と人口の確保」が必要なので「外国人雇用と日本定住」。
*「高齢化」からは「医療」「福祉や介護」「健康」。
*「IT化」からは、「新しいテクノロジー」「インターネット」「ITを使ったウーバーイーツのような効率的な新サービス」「プログラミング」「ロボット化」
*「人が出来てロボットやITでは出来にくい分野」の仕事はもちろん有ります。
それは、「おもてなし」の部分ではないでしょうか。
AIで気配りは可能かもしれませんが、人と人との気遣いでの接客は日本の特色になるので、日本国内だけではなく世界に発信できる商材です。
また、日本人が監修して作る「メイド・イン・ジャパン」の商品は質が高くて安心だから世界でも人気が有ります。
日本だけではなく海外でも売れる会社の場合は、「安定や将来性」はその企業次第ですが、「生き残れる」業種です。
*「温暖化から見えてくるもの」「環境問題から見えてくるもの」→「食糧問題」「環境にやさしいもの」「二酸化炭素削減や新エネルギー」だと考えます。
世界でのキーワードで考える
世界のキーワードは、「人口増加」「食糧問題」「IT化」「地球温暖化」「環境問題」。
*世界のキーワードを日本に関連させて考えると、世界人口が増え逆に日本は減るので「世界から日本に人を入れ易く」なります。
*世界人口が増えるということは「このままでは食糧問題が起きる」と予測されています。そこで、輸入以外の「日本国内での安全な食糧確保」。
*食糧を作るとなると環境問題が影響します。温暖化や自然災害の状況でも生産可能・供給可能なモノやサービスは、これからニーズが高まると思います。
仏事ペディアからのおすすめの業種
これまでは、僕の視点で考えられることを漠然とまとめて列挙しました。
そこちらのサイトは「仏事ペディア」ですので、「仏事に関する仕事」は分かっています。
*仏事に関する仕事は色々とありますが、仏壇やお墓関係の仕事は、ドンドン価値観が変わっていますのでおススメしにくい業種です。
しかし、これも「新しいこと」を展開する内容の仕事なら、長期の安定は分かりませんが、短期の目線では面白いかもしれません。
そこで、最後に1つ、僕個人のおススメを申し上げます。
「葬儀の仕事」
「葬儀の仕事」は、アフターコロナでも「安定」した仕事だと思っています。
今回のコロナ禍では、従事者の方々にはご苦労をおかけしていますが、医療業界はどのような世の中でも仕事は無くならない安定性と将来性のある業種だと改めて実感しています。
しかし、「資格」が有るのと無いのとでは、仕事の範囲や収入に大きな差が出ます。
葬儀の仕事は「資格」は要りません。もちろん、ドクターや看護師に比べると収入的な魅力は下がりますが、悪くない収入の職種です。
特に、接客業が好きな人にはぴったりのお仕事です。
葬祭業の仕事とは
葬祭業と言っても、医療業界と同じで実務職や事務職などあります。
事務職の仕事も、葬儀業界よりも医療業界のほうがおススメ出来ますが、医療事務ならば資格が必要です。
実務職となると、ドクターや看護師などの資格は「いまさら」取得できない場合が多いのですが、葬儀業界は「資格は不要」です。
知識と経験を積みながら、自分次第で早くに1人前の実務担当者になれる世界です。
そして、そこには「サービス精神」「接客力」といった「ホスピタリティ」が重要です。
そのような特性を持った方にはぴったりの、やりがいのある仕事が「葬儀業」なのです。
コロナ禍で転職をお考えの方
多くの業種・業界がダメージを受けている中、転職を検討されている方々がいらっしゃると思います。
慣れ親しんだ現在の仕事や業種から離れるのは、苦渋の選択でしょう…。
*仕事先を選ぶには、求職サイトや転職エージェントに登録することもおススメです。登録は簡単です。
*転職サイトもエージェントも、年代や業種によって得意不得意が有ります。
とにかく、下の2社は押さえておくのをおススメします!
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