お香典を辞退したけれども、何かほかに注意点は無いのかな?
お香典辞退の事ばかりに気を取られてしまって、それ以外の注意点も調べておきたかったのに…
というあなたのために、注意点をまとめました。
お香典を受けられない(香典辞退)場合に、お香典以外の6つの注意点が有ります。
香典辞退:お香典以外の6つの注意点
①家族葬では、親族以外の供物や供花も辞退したほうが良いか?
家族葬の場合は、お葬式の間はもちろん、お葬式が終わってからも、「親族以外のお香典や供物(お供え物や供花)は辞退」されるのがベターと思います。
ところが、郵送されたり持って来られたりする場合があります…。
②お葬式が終わって郵送でお香典やお供えを送られて来た場合
返送すると失礼になっちゃいます…。
そんな場合は、お香典の場合は有難く頂戴し「お香典返し」をすれば良いんです。
③お葬式が終わって家にお香典やお供えを持って来られた場合
「お香典を受けることは断れても、供物(お供えの品物)は受け取らないわけには行きません…。」
こんな場合は、有難く受け取って、「お礼状をお出しするor仲の良い人なら電話などでお礼を伝える」程度の対応で大丈夫です。わざわざ「お返し」まですることは無いと思います。
④祭壇周辺にお飾り(お供え)する「供物や供花」について:ご親族
家族葬では、一般からの参列とお供え(お供え物やお花=供物や供花)は辞退されるケースが多いのです。
ところが、
親戚間では「お香典もお供え物も受ける」ほうがベターです。
*親族間でルールがある場合は、そのルールに従います。
例えば、「親族間のお香典はお互いに無しにしよう」という取り決めを以前からしている場合です。
*ルールが無い場合は「すべての親族からは受け取る」のが無難だと思います。
(その理由については、こちらの記事をご参照ください)
ただし、
祭壇周りの供物(いわゆる盛篭や供花など)は、受け取る範囲を決めても良いと思います。
例:受け取るとキリが無いから、
・「親戚からのお香典は受けるが、近親者以外からのお供え物(供物や供花)は受けない」。
・「身内(近親者)以外は親戚であっても辞退する」。
・逆に「すべて受ける」。
このようにいくつかの選択肢が有ります。
⑤祭壇周辺にお飾り(お供え)する「供物や供花」について:親族以外
家族葬の場合は、身内や親族以外は、会社関係や仕事関係でも「受けない」場合が多いです。
ところが、つながりが強い場合は、限定的に受けても良いとアドバイスをしています。
対外的には「辞退」を告知して、
・どうしてもの場合のみ受ける
・身内や親族は受ける
など決めごとをすれば大丈夫です。
⑥頂戴したお供え物(供物)や供花(献花)などのお返しは?
・「家族葬でお香典辞退をする=親族以外からの供物や供花も辞退する」という選択になるかと思います。
・「一般葬でお香典辞退をする=親族以外からの供物や供花も辞退するとは限らない」となります。
最近は、葬儀社もギフト業者も、供物や供花に対してもお礼の品(お返し)をお送りすることを薦めます。
ところが、
供花や供物に対する基本的な考え方は、
お礼のご挨拶のみで「お返しをしなくても大丈夫」です。
*お返しされるご遺族も有りますが、ご遺族の判断となります。
*「皆さんに返さない・皆さんに返礼品を返す・一部に返す」という判断になります。
親族からお香典と供物や供花も頂いた場合は、トータルで「お香典返し」として考えれば良いです!
最後に
お香典辞退をされるのは失礼ではありません。
ところが、お香典以外にも供花や供物の要素もお葬式には有るので、要注意です。
この辺りも、お葬式を営む場合は「どうするかを決めて」対応しなければなりません。
そこで、この記事は少しはお役に立てたと思います。
注意点を表にまとめてみました。
参考になさってください。
最近の主流である「家族葬」ならば、お香典などを頂戴される範囲や数が限定的ですので、費用も手間も大きくないはずです。
費用も手間も大きく掛からないのであれば、基本的な考え方は有りますが、とらわれ過ぎなくとも大丈夫だと思います。
*こうやってインターネットで情報を収集されていますので、その情報を元に、最終はご遺族の意思とお気持ちで決められれば大丈夫です。
家族葬ではない一般葬でお葬式をする場合は、「お香典を受けたほうが良い式」が有ります。
そんなお葬式に当たるかどうかは「要チェック」です。
👉【香典】受け取らない?受け取る?考える際の超重要な「2つのポイント」
👉香典の意味と意義は?「香典は素晴らしい日本の風習?」
👉お香典を貰わないのは失礼?
👉お香典返しの相場は?【半返しか?3割返しか?】
👉【香典辞退】親戚・親族のお香典は?
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