四柱推命で、自分の気になる相手の事を占い師に占ってもらったり・インターネットの無料サイトを使って自分で調べる場合、
「相手が外国生まれの場合はどうしたら良いの?」って思いませんか?
私は、四柱推命を学びつつ、四柱推命を基に現代のデータや考え方を取り入れ分かりやすくした「ISD個性心理学」のマスターインストラクター資格を取得しています。
外国生まれの人を四柱推命で占える?
結論から申し上げます。
インターネットで調べると考え方は5つになりました。
- 従来通りのやり方で占う。たとえ、外国で生まれていても、その国で生まれた年月日(時刻)で占う。
- 生まれた日時を、日本との時差を考えて修正し、日本の日時に置き換えて占う。
- 生まれた時間帯は、性格の傾向性に影響を及ぼすので生まれた日だけを日本との時差を考えて修正し、時間帯はその国の時間帯で占う。
- 四柱推命の発祥は中国なので、中国から距離も気候も近い国以外は四柱推命では占うべきではない。
- 日本以外の生まれの人には使うべきではない。
私の答えは、「5」ですが、
占うならば「3」の考え方になります。
日本生まれ以外の人のデータが無いので、自信を持てないのが理由です
四柱推命は、「統計データを基にした占い」です。
占いなので「当たっていない部分も有ります」が、不思議と当たってると思える部分が多いので驚かされます。
それは、四柱推命の日本での長い歴史の中で、日本で生まれた人の生年月日のデータを元に発展していった「統計学的占い」なので、当てはまる確率が高いのです。
まず私が学んだ上での基本的な考え方をご紹介し、続いて上記の5項目についての深堀りして参ります。
基本の考え方1
ちなみに、中国では「四柱推命」と言う言葉は存在しません。
言い換えると「中国生まれの日本育ち」で、現在では「完全な日本式」の占いです。
ですので、私の周囲には「日本で生まれた人」以外のデータが少なすぎて、日本で生まれた人以外では信憑性が無いのが現状です…。
四柱推命とルーツは同じで、中国王朝で門外不出として王朝内で分析と試行錯誤されて発展したモノが「算命学」です。
基本の考え方2
九州から青森にかけては、気候や時間の差はあっても「日本の標準時間」で考えると、四柱推命で積み重なったデータは当てはまるようです。
ですので、
「日本生まれならば占いとしては大いに参考になる」と私は考えています。
基本の考え方3
基本の考え方4
インターネット上の答えは?
では、インターネット検索で出ている答えについて、一緒に深堀りしてみましょう。
1・日本と同じやり方で占う。
たとえ、外国で生まれていても、その国で生まれた年月日(時刻)で占う。
これには、私の基本的な考え方からすると「無理があります」。
日本と時差があれば、当然、地球と太陽と月の位置関係が変わります。
また、「日本以外」で生まれた方々のデータは数が少なく、検証ができていないと思えてなりません…。
2・生まれた日時を、日本の日時に修正して占う。
海外での生まれた日時を、日本との時差を考えて修正し、日本の日時に置き換えて占う。
この考え方には賛同できます。
ところが、生まれた時間帯は、気質に影響すると考えます。
3・生まれた日だけを日本との時差を考えて修正し、時間帯はその国の時間帯で占う。
生まれた時間帯は性格の傾向性に影響を及ぼすので、生まれた日だけを日本との時差を考えて修正し、時間帯はその国の時間帯で占う。
これまでの内容から考えると、この考え方が、私にはとても納得できます。
➡海外生まれの方の場合は、鑑定しつつ試行錯誤することとなります。
4・四柱推命の発祥は中国なので、中国から近い国以外は四柱推命では占うべきではない。
四柱推命の発祥は中国なので、日本含む中国から距離も気候も近い国以外は四柱推命では占うべきではない。
こちらは、実は表現が間違っています。
四柱推命は中国が発祥ですが、現在の日本の四柱推命は「日本独自」の占いです。
私は、3の「現地の日時を日本時間に置き換えて、日付は日本時間での日付を採用・時間は現地時間を採用」が最も腑に落ちます。
「同じ北半球で、気候も日本に近い国」ならば、日本と離れていても、この鑑定法では、日本生まれの人に近い傾向が出るのではないかと私は思えます。
➡南半球の人や、日本と気候がまったく違う国で通用するのかは、残念ながら私には分かりません。
5・日本以外の生まれの人には使うべきではない。
日本生まれではない人の鑑定では、使うべきではない…。
この考え方も理解できます。
ところが、
「使うべきではない」と考えてしまうと「面白みがない」ので、私は、ここまでの極端な考えはしたくありません。
データが無いだけで、実は「地球と太陽と月の位置関係」が生まれ持った個性に最も影響を与えるのであれば、南半球でも気候が違っても、四柱推命は全世界で通用するのかもしれません。
補足説明
四柱推命で占う場合は、「生まれた時間まで分かって占う場合」は実際のところは滅多に有りません。
たいていは、「生まれた時間は不確実」なので、「生まれた年月日」の3柱で占います。
3柱で占っても、結構当たるのが四柱推命です。
3柱(生年月日)で占う場合
海外で生まれた人の場合でも、生まれた時間までは分からないことが多いのは同じです。
たとえば、たいていの国は日本時間よりも現地時間は遅れています。
- 日本が15時ならば、12時であったり8時だったりします。
- 日本で深夜2時ならば、外国では 前日の23時だったり17時だったりします。
四柱とは「生年月日時間」ですが…。
四柱推命は、生まれた年だけでは推命しません。また「月だけ」「×月×日」「〇年□月」でも推命しません。
四柱とは「年・月・日・時間帯」を表し、4つの柱を1セットで鑑定するのです。
たいていは、3柱で占いますが、3柱でも不思議と当たっている気がします!
ここが、よくある「星座占い」や「生まれ年から読み解く占い」「×月×日生まれの占い」と大きく違うところです。
- 星座や月で占う場合は「12種類」
- ×年×日占いは「365~366種類」
- 四柱推命は、3柱で占っても「60種類×3柱×2(男女)」で「60×60×60×2=432,000パターン」有ります。
まとめ
日本以外で生まれた方には、この記事を参考にして鑑定してみてください。
当てはまるかどうかを視ながら、試行錯誤が必要だと思います。
*その人の個性や人柄や運気・その人との相性も、最近は「インターネットの無料サイト」で簡単に鑑定結果が出る時代です。
こちらの記事では、そんなおすすめサイトをご紹介しています。
👉M-1チャンピオンのマジカルラブリーの相性を四柱推命で占ってみました。
*無料でも「いったんメール登録をして、空メールを打って、鑑定内容が返ってくる」サイトだと、あとで何通もメールが送られて来ちゃいます…。
この記事でご紹介しているサイトは、すぐに鑑定結果が分かって、あとでメールも来ませんので安心です!
- 生まれた日は 生まれた現地の日時を日本の日時に置き換える。
- 生まれた時間が分かるならば、生まれた時間は現地時間で考える。
- 日本の日付で鑑定した結果と、現地の日付で鑑定した結果、どちらかシックリいく方を採用する。
(3柱:生年月日で占う場合がほとんどです。日本と生まれた国との時差を考えて、生まれた日を、その日で視るのか 翌日で視た方がシックリするのかを考え下さい)
例1:タイで生まれた場合
日本とタイは、日本の方が2時間早いのです。
例2:ハワイで生まれた場合
日本の方がハワイより通常は14時間早い。
こんな風に、お相手が海外生まれの人の場合は、性格や相性などを無料のインターネット鑑定で占ってみて、当てはまるかを試行錯誤してみると興味深いですね!
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