葬儀社の大手は各社、かなりの費用と手間を掛けて「インターネット上に広告や記事」を出稿しています。
実は、葬儀の事についてインターネット検索をした場合、上位に出てくるのはほぼ「葬儀業者のサイト」です。
それは、葬儀業界人の私だから、分かることです。
例えば、「葬儀費用の平均」なんて集計不可能なのです…。
「ウチは平均と比べて、かなり安いですよ!」ということが言いたいのでしょうが、出しようが無いデータと比べることは意味が有りません…。
葬儀関係者のブログに訪れたあなたは、葬儀会社の手前味噌な情報ではなく、中立な意見や情報が欲しいのではないでしょうか?!
私は、15年以上も葬儀社に勤めて、1,000人以上のお別れの場をサポートして参りました。
そんな私だからこそ出来る、「葬儀のプロの目線でお客様の立場での意見」が言いたくて、このようにブログで記事を書いています。
何かの参考になれば嬉しいです!!
安心できる内容で低価格の家族葬は可能か?
まずは、結論から申し上げると、「安心できる内容で、手ごろな値段でお葬式が出来る・家族葬が出来る」時代となっています!
「低価格かどうか?」は、何を基準に考えるかで違いが出るので、難しい問題なのは事実です。
「安い」に越したことは無いのでしょうが、「やはり適正価格」と言うモノが有ります。
特に、全国展開をする「葬儀紹介会社」は、「全国統一の内容と価格」が売りですので、「内容と価格面では安心」できます!
安心できないのは、「葬儀のクオリティー」です…。
安心な内容で低価格の家族葬をお探しのあなたへ
お葬式は、ほぼ「故人か喪主の住所地や地元」で行ないます。
となりますと、
日本各地で、地域ごとの「おすすめ」状況は変わるはずです!
ところが、日本各地でほぼ共通的に言えることがあります。
家族葬の場合、
日本のどこで考えてもおススメできる葬儀社となれば、
私は「小さなお葬式」をおススメします。
全国的に安心なのは「小さなお葬式」。
「小さなお葬式」は、「最も多く」の日本各地の葬儀社とネットワークを組んでいます。
同じようなシステムで行なっている同じような葬儀社も有ります。
しかしながら、「小さなお葬式」の提携先は圧倒的に多いのが現状です。
ほかの同じような仕組みの会社は、地域の提携先に不安が有ります。
- 実際に行ないたいエリアに提携先が無い場合も有ります…。
- 提携先が有っても小さな葬儀社だったりします…。
「小さなお葬式」は提携先の量と質が圧倒的
依頼を受けた葬儀を提携先に「統一価格と統一の内容で」紹介して、ご遺族と葬儀社を繋ぐ会社です。
葬儀の実務を行なわない「新規参入の会社」ならではの、従来のしきたりに縛られず、これまでの業界の常識を破り、新しい発想で「業界を改革」してきました。
家族葬が中心となり、インターネットの普及と共に、あれよと言う間に、葬儀件数受注件数が日本でトップになりました。
理由は、「仕組みづくり・広告宣伝・戦略・タイミング」において、他社よりも優れているからです。
「小さなお葬式」が利用者に選ばれれば選ばれるほど、提携していない葬儀社の仕事が減ります…。
そこで、次から次へと提携先が増えて行きました。
*中小の葬儀社では「小さなお葬式」と提携しなければ仕事量が減るからです。
地域の中小の葬儀社にとっては、「提携しなければ生き残っていけない」状況に成ってしまうほど、「小さなお葬式が選ばれている」のが現状です。
提携先の質が最も安心。
「小さなお葬式」の提携先は、従来からの葬儀業界大手も提携しているくらいですから、提携先の質も量もダントツです。
(「小さなお葬式」は、互助会大手も提携先になっています。互助会大手や地域で有力な葬儀社と提携できているのは大きな強みです)
例えば、ハンバーガーショップ。
日本各地にある大きな会社の店は、どこに行っても、同じ内容で同じようなクオリティのサービスを受けられます。
マクドナルドで考えると、店舗数は他のハンバーガーショップに比べて圧倒的に多いです。
お店によって、接客のクオリティは凸凹は有りますが、「ハズレの確率は最も低い」とも言えます。
価格面では?
金額面だけで考えれば、地域では「最安値」では無いかもしれません。
小さなお葬式は「全国で安心して葬儀が出来る仕組みを構築している会社」
日本各地で「小さなお葬式プラン」という内容と価格で依頼でき、かつ「当たり外れの確率が最も少ない仕組み」を持っている会社です。
だから、日本各地で依頼できる上に、当たり外れの確率が低いんですね。
お葬式は「究極のサービス業」と言われるほど、利用者(ご遺族)とスタッフの接点が多く、スタッフの対応や質がお客様満足度を左右します。
主に担当してくれるスタッフによって、利用側の満足度が変わります。
仮に、評判の良い葬儀社に依頼しても、「たまたま担当者が良くない・自分達と合わなかった」ってことも有ります…。
「全国共通で安心しておススメできる葬儀社」は、確率的に「小さなお葬式」が飛び抜けています。
*こちらからホームページをご覧いただけます。もちろん、電話相談や資料請求も可能です👇
地域での最安値に近い金額でお探しの場合
【ご事情で「値段」を最も気にされる場合】
- 地域の葬儀社以外で、インターネット検索をして上位表示される全国規模のリーズナブルな葬儀会社(葬儀紹介会社)は下記の表をご参考にしてください。
- 表の会社は、「いい葬儀」以外は「全国共通の内容と価格」です。
価格メインではなく、トータルの満足度をメインに考える場合。
このような場合は、情報を集めて比較検討することをおススメします。
トータルの満足度をメインに考えると、「価格とクオリティー」のバランスが重要となるから、地域によっておススメの葬儀社は違ってきます…。
どんなに評判の良い葬儀社にお願いしても「ご遺族とスタッフの相性」が出る確率は有ります。
東京・神奈川・千葉・埼玉エリアでは、リーズナブルで評判が非常に良い葬儀社「むすびす」をおススメします。
👉「むすびす」とは?旧アーバンフューネスが社名変更。首都圏で評判の良い葬儀社。
最も安心できる葬儀社の選び方は?
➡参考記事:葬儀社の選び方
葬儀社をインターネット検索した場合の例
例えば、「美味しいお店」を検索するとします。
日本各地でインターネット検索した場合、地域ごとに結果は違いますよね?!
もちろん、葬儀の場合も同じです。
例えば、ある地域で「おすすめ葬儀社ランキング」を調べたとします。
「〇〇県〇〇市で家族葬おススメ葬儀社」で5社の名前が上がりました。
たいてい、その中には小さなお葬式の名前は出て来ます。
その中でも「小さなお葬式」と提携している会社も有るのです。
例えば、
1位・A社(小さなお葬式とイオンの提携先)
2位・B社
3位・小さなお葬式
4位・C社(小さなお葬式と終活ねっとの提携先)
5位・D社
こんなイメージです。
下記の会社は、インターネットの広告や上位表示に費用を投下しています。
種類としては2種類の会社です。
- 「小さなお葬式」と同じような全国各地で提携先を持っている葬儀社(葬儀紹介会社)
- 全国各地に直営店と提携先を持っている大手葬儀社
こういった会社は、日本各地で検索しても上位表示されます。
【葬儀紹介会社】
実際に、葬儀社は地域ごとにオススメ状況は違います。
そこで、事前相談をおススメします。
小さなお葬式を含め2~3社に、まずは電話にて相談し資料請求。
電話がしにくい場合は、資料請求だけでもおススメします。
*資料請求しても、後に頻繁に電話が掛かってくることは有りません。
私が電話相談をして資料請求した時は、その後に電話は掛かってこなかったです。
今回は、この記事中の表にある葬儀社にはすべて電話と資料請求をしました。
・電話が掛かってきた会社は3社。電話の際に「今は忙しい」と言えば時間も取られませんでしたし、その後も電話は掛かって来ません。
・あとの3社は、電話も掛かって来ませんでした。
*至急に葬儀社を選ばなければならない場合は、家族葬の場合は「小さなお葬式」が最も無難な選択肢と思っています。
葬儀社選びのおすすめ実践法
お葬式で「ぼったくられた」という話が昔は有りました。
いまでも、「知らない間に打合せよりも高くなっていた…」といった話も聞きます。
時間的な余裕が無い場合
「最安値」ではなく「家族葬で、金額も内容も安心してお願いできる葬儀社」は「小さなお葬式」である理由は上記で説明しました。
「今すぐ葬儀社を見つけなければならない」場合は、タイミング的に比較しにくいので「小さなお葬式」に連絡をしてみてください。
「今すぐ」ではなく「時間的な余裕が有る場合」
事前相談をおススメします!
2~3社に相談をしておいた方が後悔しないお葬式のためには安心です。
事前相談は、下記の方法のうちのいずれかです。
①「インターネットで調べて、資料請求」
②「実際に電話をして相談し、資料請求」
③「実際に葬儀社に出向いて、直接に相談する」
もちろんすべてを行なうのが安心ですが、②または①だけでも行なうことおすすめします。
- まずは、電話をするか・電話をせずに「資料請求」。
- それを基に、実際に相談に行く。
*そうすることでリアルな情報が手に入ります。
👇小さなお葬式の相談や資料請求はこちらから可能です👇
お客様のご要望からうまれたシンプルな葬儀【小さなお葬式】
➡仏事ペディアでの参考記事:葬儀社の選び方
葬儀社の分類
葬儀社は、2種類の切り口で分類できます。
①規模で考えると「大きく分けて3種類」
- 「地元の葬儀社」
- 「地域の有力葬儀社」
- 「全国区の大手」
となります。
②会社の形式で考えると「大きく分けて2種類」
- 互助会系
- 互助会以外
互助会は、第2次世界大戦後の昭和23年に冠婚葬祭事業としてスタートしているので歴史は古いのです。
昭和47年からは通産省(現在の経済産業省)の許可制事業となっています。
それだけの歴史が有りますから、全国でも多数の互助会が存在します。
互助会以外でも、昔から営業している歴史のある葬儀社はたくさんあります。
だから、以前は「互助会と互助会以外」の対決でした。
そして、高齢化が進んで「葬儀がビジネスとなる」ので、互助会以外の方式で、現在では多数の企業が葬儀業界に参入してきました。
最近では、さらに、もう1種類の分類を追加できます。
3種類となります。
現在では「3分類」となっています。
- 互助会
- 互助会ではない「昔からある葬儀社」
- 互助会ではない「ネットに強い新興勢力」
が競争している構図です。
昔の葬儀業界のシステム
昔は、互助会であろうとなかろうと、「ウチの会員になってくれれば格安になります」という内容が多かった業界です。
ところが、実際は、会員になったからと言っても「格安になる」こと自体、おかしなシステムです。
互助会の場合
歴史が長い分、互助会の会員は既に多い状況です。
そして、前提は「その互助会と契約すれば、お葬式などが格安になる」ことです。
このスタイルで長年営業していますので、「契約すれば格安」となります。
解約をすれば手数料は引かれますが、おおむね返金されます。昔に比べて解約手数料は安くなっています。
「互助会以外」の場合
「入会すれば・事前相談すれば、格安になる」という葬儀社は多数あります。
昔の葬儀業界のパターンです。
割引をして貰えるのは有難いことですが、企業としての営業戦略です。
互助会にしても・互助会でないにしても「多額の割引が出来るシステム」は「胡散臭い」気がしませんか?
これは、大昔の営業手法で、葬儀業界で歴史のある会社は、長年に渡りこの仕組みを採用してきたので、変更しにくいのです。
そこで、後発組は「多額の割引はしない」会社が多くなっています。
「割引額や特典が大きすぎるのは、常識的に考えておかしい」
そう思いませんか?
やはり、カラクリが有って、
そもそもの金額が高い設定であったりします。
だから、
「割引額や特典の多さ」ではなく、「特典を含んだ葬儀の内容で割引後の金額がいくらなのか」がポイントです。
それを各社で比較するのが最善な方法です。
現在の葬儀業界
インターネットやスマホの普及と家族葬が中心となった現在は、後発組は従来からの「おかしな仕組み」に異論を唱えて参入しています。
こういった種類の代表的な会社が、下記の表にまとめた「小さなお葬式」「イオンのお葬式」などのグループです。
そこで、
後発組の新興葬儀社は、
- 「互助会ではない」
- 「インターネットに注力」
- 「多額の割引をしない」
- 「透明性の高い金額設定や仕組み」
を売りにして、従来の勢力と対抗しています。
葬儀社選びでのポイント
結局は、互助会・互助会以外・新興葬儀社、どの種類の葬儀社でも、「特典を含んだ同じような葬儀の内容で、割引後の金額がいくらなのか」がポイントです。
これを基準にして、いくつかの葬儀社を比較する事をおススメします。
最終的には、
- 金額重視で判断
- 金額と内容のバランスで判断
のどちらかで選んでください。
それでは、スタイル別各葬儀社の比較を簡単に行ないます。
葬儀社のスタイルについての説明
スタイルとしては、下記3つに分類しました。
- 互助会
- 昔からある互助会以外の葬儀社
- インターネット検索で上位表示される新興葬儀社
互助会
互助会は、経済産業省の認可事業ですので、ある程度の規模の葬儀社となります。
・大手ならば、日本各地で直営店や提携店は有ります。
ところが、得意なエリアと、進出が出来ていないエリアは有ります。
・歴史が有るので、安心はできます。
・「値引き後の値段で考えて安いかどうかを考えれば、新興葬儀社と比べると高い場合も多い」のが現実。
現在、すでに互助会の会員になっている場合
既払い金(すでに払っているお金)が有るはずです。
解約すると少額の解約金を引かれて返金されます。
選択肢としては、
- 既払い金を使うと現金負担が少なくなるから、その互助会に依頼する。
- 解約して現金を手にして他社に依頼する。
「小さなお葬式」と提携している互助会の場合
「小さなお葬式」と提携している互助会も有ります。
その互助会員の場合は、「その互助会」と「小さなお葬式」、この2社に事前相談するのがおススメです。
【どこが良いか?迷った場合】
小さなお葬式の提携先の中から、「自分たちが良いな」と思える葬儀社を選択されれば最も無難な選択肢だと思います。
昔からある「互助会以外の葬儀社」
この場合、会社によって規模がまったく違います。
すでに、そちらの葬儀社の会員になっている場合
高くは無い入会金を払っている場合が多いです。(最近は入会金無料のところもありますが、昔の互助会ではない葬儀社は、たいてい入会金が1~3万円ほどでした)
たいていは、この会社を使わなければ、入会金は返ってきません。『入会金が高い場合は、会員を辞めると返金されるのか?は要確認』です。
「小さなお葬式」と提携している会社も多く、複数の葬儀紹介会社と提携している葬儀社も有ります。
「小さなお葬式」含めて、インターネット集客の葬儀紹介会社と提携している場合
自社のプランと提携先(小さなお葬式など)のプラン、両方を取り扱っていることとなります。
たいていは、提携先のプラン内容の方が安いか、自社プランも提携先と同じような金額になっています。
【どこが良いか?迷った場合】
小さなお葬式の提携先の中から、「自分たちが良いな」と思える葬儀社を選択されれば最も無難な選択肢だと思います。
インターネット検索で上位表示される新興葬儀社
下記は、今回の記事で使用している比較表です。(後発組の中でもネット集客に注力している「新興葬儀社で葬儀紹介会社」の比較表)
*表のすべての会社に電話相談を行ない調査しました。(2020年9・10月)
*小さなお葬式(現在は日本の葬儀件数トップ)
*イオンのお葬式(イオンのグループ企業)
*葬儀レビ(=よりそうのお葬式)
*葬儀コンシェル(株式会社エドリッジ)
👉葬儀のお見積・僧侶の手配を24時間365日受付【葬儀コンシェル】
*終活ねっと(DMM.comの子会社)
*いい葬儀(鎌倉新書:東証一部上場)
各社、ホームページ上に「提携式場」という形で掲載していますが、この数は要注意です!
「火葬場併設の式場でお葬式が出来る火葬場」は、基本的にはどこの葬儀社でも使用できる場合が多いからです。
要は、利用できる式場数は問題ではなく、「提携葬儀社」の数と質がポイントです。
「小さなお葬式」の場合は、2020年の調査段階では提携式場数が4,000件となっています。提携葬儀社数は2018年3月のデータで約1,100となっています。
「イオンのお葬式」は、提携先はイオンの定める基準を満たしていないと提携できないので、「優良特約店葬儀社」として2020年の調査段階では600社となっています。
「いい葬儀」は、鎌倉新書が展開しているので、地域の大手葬儀社と提携している場合も有ります。「家族葬」よりは「一般葬」や「社葬・合同葬などの団体葬」といった相談をされる場合は、実績と経験のある葬儀社を紹介してくれます。
*各社、事前相談をして登録をしておくと割引が有ります。
特に、「小さなお葬式」は、「早割り」といった早くから相談していることで割引額が多くなる制度が有ります。
→「小さなお葬式」に実際に資料請求してみた結果を記事にまとめています。「小さなお葬式」に資料請求しても大丈夫?実際に行なってみた感想と注意点。
まとめ
家族葬の場合の葬儀社選びをまとめて参りました。
「事前相談」が最も納得のいくお葬式を行なう方法です。
ところが、ご遺族には様々な状況があるかと思います。
その状況の中で、「出来るだけの事をすること」が「最も正解」なお葬式だと考えます。
お葬式は「故人様」のために行なう儀式です。
ところが、最も意義のあるのは「ご遺族のためのお別れの儀式」なのです。
どのような内容のお葬式になったにせよ、出来る事を出来る範囲で行なって、故人様とのお別れの儀式を心を込めて行なえば「すべて正解」と考えます。
事前相談や資料請求をされる場合。
家族葬では、「小さなお葬式」「イオンのお葬式」をおススメします。
さらに、もう1社「いい葬儀」も加えることで、自分が行ないたい地域の葬儀事情や相場が更に分かりやすくなります。
一般葬(家族葬よりも規模が大きなお葬式)の場合。
地元の有力葬儀社も含めて、事前相談をすることをおススメします。
葬儀社選びや事前相談については、別記事でまとめております。
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