輪廻転生や前世ってあるの?前世が分かると前向きになれる!【仏教的に考えてみる】

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前世って気になりますよね?

前世が有るとか、輪廻転生するとか、そんなことを聞くと「ホントに有るの?有るなら私の前世は何?」って思います。

ところが、この記事を読んでいるあなたも僕も、「自分の前世も人の前世も分からない」のです…。

分かるならばこの記事は読みませんからね(笑)。

 

「チャネリング」や「リーディング」など、前世を視てもらうことにチャレンジは出来ますが、お金が掛かります。

ところが、自分に見えなければ、本当かどうか分かりません…。

 

確かめようが無いので、

前世が存在するのか・存在しないのか?

分かりません…。

 

そこで、この記事では、「前世や輪廻」について考えながら、お釈迦様や仏教の考え方も交え、分かりやすくまとめて参ります。

この記事を読むと、「前世や輪廻転生」について考えた場合、今の人生でプラスの考え方が出来るようになります!




前世と輪廻とは?

まず、前世と輪廻の違いです。

前世…

「今生きている今世(こんせ)や現世(げんせ)ではない、自分が前に生きていた時」の事を指します。

 

輪廻or輪廻転生(りんね・てんしょう/てんせい)…

1度もしくは何回か「生まれ変わっている」ことを意味します。

*輪廻は「回る・めぐる」・転生は「生まれ変わり」の意味です。

👉「前世・過去世・輪廻・輪廻転生」の違いとは?

前世や輪廻は有るのか?

率直な考えは「有るかもしれない、けれども、無いかもしれない」です。

しかし、「興味深い考え方」だと個人的には「有るんじゃないか」と肯定的に受け止めています!!

世界でも多数の人が、「前世:previous life」や「輪廻転生:reincarnation」は有ると信じています。

 

僕はこれまでに、お金を払ったり無料で自分の前世を「視てもらったことは有ります」。

・「あなたの前世は、僧侶として修行をしていた人」。

・「あなたと私は過去世で何度かお会いしています。お久しぶりです」。

・「あなたのお母さんは、前世でこちらの人のお世話をしていたので、こちらの人は今世で恩返しをしたいようです」。

・「あなたは、過去世ではヨーロッパで騎士をしていました」。

 

これらは、すべて僕が言われた言葉です。

でも、僕には記憶がないので「ホントかどうか分かりません」。

だから、否定はしませんが、分からないので肯定も出来ません。

 

では、次に、「なぜ興味深い考え方」なのかをまとめます。

前世や過去世、輪廻転生の考え方

今生きている中での悩みや苦しみや環境が、前世や過去世に原因が有ると考えると、「気が楽」になりませんか?!

 

「視点を変えると気が楽になります」

・「前世で悪いことをしてしまったから、その罰みたい。今世ではもう少し我慢してみよう。」なんて、不満が小さくなります。

 

・自分の前世の行ないが原因ならば、現世での親のせいにも誰のせいにも出来ません。

 

・今生きている中での行動が「来世」にも影響を与えると考えると、「今世がダメでも来世こそは!」と考えることが出来ます。

だから、面白い発想だと考えています。

 




輪廻や過去世の例え話

自分のこと

例1:今世で「ハゲ」てしまっているのは、男性ホルモンが多いからかもしれないが、きっと前世では髪の毛がフサフサで、髪が薄い人をバカにしてたからだろう。

じゃあ、今世では人の事はバカにせずに、謙虚な気持ちを持って生きよう。

例2:前世では「超金持ちのお嬢さん」だったが性格が悪くて、人に意地悪をたくさんしていたと思う。

だから、今世ではお金に困っている。お金持ちで不自由なく暮らしていた前世だったが、今世では不自由を味わうことで「人の気持ちが分かるようになりなさい」と試練を受けている。

 

小さい頃に亡くなったお子さんのこと

人は輪廻転生しているらしい。

そして、魂のレベルが上がれば上がるほど、輪廻転生のサイクルが短くなるらしい。

小さなころに亡くなったお子さんは、実は魂のレベルが高く、今回では更にレベルが上がったらしい。

実は、あなたに前世でスゴくお世話になったお礼を言う為に、今世に生まれてきたようだ。

この話は、輪廻転生では有名な話ですが、ホントかどうかは分かりません。

しかし、このように考えることで、気持ちに変化が生まれる人もいらっしゃると思います。

自分と人との関係性

とっても嫌いで苦手な上司…。

でも実は、前世では夫婦だったらしい。そして、自分のせいで、相手を長らく苦しめてしまっていたらしい。

だから、今世でも「深い縁」が有って、今世でその時の償いをしているらしい。

 

来世との関係性

今世で我慢したこと・苦労したこと・気が付いたこと・善い行いをしたことは、来世ではプラスになるらしい。
いまの我慢や努力は、現世でもそのうちに活きるだろうが、少なくとも来世では必ず良くなるはず!

 

上記のような話を聞いて「そういう考え方も出来る」と思えれば、「気持ちの切り替え」「発想の転換」には非常に役に立ちます。

「考える角度」「モノゴトを見る視点」を変えると、感じ方が変わってきます。

👉アドラー心理学「認知論」

 




お釈迦様の前世や輪廻のお考え

お釈迦様の考えは「考えても分からないことは、考えても仕方がない。時間の無駄」と説いています。

実は、本来の釈迦様の教えと、日本に伝わっている仏教の教えとは、食い違いがあります。

「どこまでが本来の教えかどうか?」は分かりません…。

お釈迦様の本来の教えとの違いの理由

お釈迦様が生きていた頃には「字」は発展しておらず、その当時の書物は有りせん。

お亡くなりになられた後に、弟子たちがお釈迦様の教えを口伝えでまとめていったようです。

そして、長い間にわたり口伝えで伝わった教えが、文字の発達に合わせて書物になりました。それが、中国に伝わり中国語に変わりました。

日本へは中国経由で上陸しています。これが、いわゆる「お経」「経典」です。

当然、月日が経てば経つほど内容が変わりやすくなります。

おまけに、経由する国や文化が違うと、内容も変わってしまいます。

 

お釈迦様の教えと仏教

仏とは「覚り(さとり)を開いた人」なので「覚りを開いたお釈迦様発祥の教え」が仏教と考えられています。

ところが、お釈迦様が伝えた「仏になるための教え・覚りを開くための教え」が仏教なのです。

*お釈迦様が伝えた「より良く生きるための学び・気づき・実践法」です。

お釈迦様の教えをルーツとして広がった考え方が、広く「仏教」と呼ばれていますので、日本の仏教の多くは当時の教えとの違いが生まれています。

 

仏教での前世や輪廻

いまの仏教では宗派によって「輪廻」の考え方は有ります。

しかし、「考えても分からないことは考えても仕方がない」というのがお釈迦様の教えです。

お釈迦様が生きていた当時のインドでは、それ以前から「輪廻転生」という思想は有ったようです。当時のインドはバラモン教が主流でしたが、ジャイナ教などの新興の思想も拡がっており、主流の考えは「輪廻転生は有る」だったようです。

 

ところが、お釈迦様は、この輪廻転生を否定も肯定もせず、死後の世界や来世は重要ではなく、現世で「より良く(善く)生きる」事を重要視しました。

 

素晴らしい力と魅力のあったお釈迦様ですから、人の前世や自分の輪廻は分かっていたのかもしれません。

ところが、お釈迦様は自分が分かっても、普通の人々が分からなければ意味が無いと考えられたに違いありません。

お釈迦様の教えは、宗教ではなく哲学であり、生活の中でより良い自分になるための実践法です。

そして、当時のお釈迦様のグループは、そういった考えを広めたり実践法を教える集団だったのです。

👉お釈迦様の教えとは?

*お釈迦様は亡くなられる前に「自分のことを崇拝するのではなく、自分が教えたことを基準にしなさい」と言われたようです。

ところが、現在の日本では、お釈迦様の仏像も崇拝し、お経は漢字ばかりの音読みが多く意味がさっぱり分からないのが実情です。




 

本来の仏教での考え方

お釈迦様のことを書かれた様々な文献には、

輪廻の思想が仏教に取り入れられたのはお釈迦様が亡くなられた以降だと記述されています。

ということは、亡くなられて49日間は死後の世界で旅をするなどという考えは、お釈迦様の説かれた話では無いのです。

閻魔(エンマ)大王の審判が有って地獄に堕ちるといった発想は「中国の発想」のようです。

 

日本の仏教での前世や輪廻の考え方

ここからは、僕がまとめた「日本の仏教の説明」となります。興味のある人は読み進んでください。

仏教伝来から戦国時代

仏教は、西暦550年頃に日本へ「インド発祥だが中国から伝わった最新の学問」として上陸。

その後、空海や最澄は西暦800年頃に遣唐使として中国(当時の国名は唐)に留学。当時の中国から持ち帰ったモノの1つが真言宗と天台宗です。

このように、当時の最新の学問や哲学として、中国と日本の間で仏教は更新され発展していきました。

平安時代末期から鎌倉時代初期には、中国から禅が伝わり禅宗系が拡まりました。

当時の仏教とはこのような学問的なモノだったので、一部の特権階級しか学べなかったのです。

 

そこから、日本の時代背景と共に、新しい思想が生まれていきました。

平安時代末期から鎌倉時代初期に法然様の考えが基に浄土宗が生まれ、鎌倉時代には親鸞様の考えが基となって浄土真宗・日蓮様の考えを基に日蓮宗が生まれました。

このあたりの仏教は、学問から思想に変わって行き、特権階級から少しづつ関わる人々の層が広がって行きました。

学問というよりも思想的なモノとして新興宗教が生まれ、関わる人・学ぶ人の層が広がって行きました。

特に、浄土真宗は室町時代から戦国時代にかけて、当時の人口の多くを占める百姓などの一般階層に爆発的に広がりました。

超簡単に説明すれば、

浄土真宗は「南無阿弥陀仏と唱えるだけで極楽浄土に行ける」という文字が読めなくても誰でも分かる内容・誰でも関われる教えで、民衆の信者がドンドン増えて行ったのです。

当時は、今とは比べ物にならないくらいの「階級社会」です。

せめて死後の世界は「極楽に行きたい」という気持ちが強かっただろうし、「来世は、より良く生きたい。だから、今世では我慢して来世に繋がるように一生懸命に生きよう」という気持ちが強かったはずです。

そういった時代背景と教えがマッチして、一般大衆に広がって行きました。

こういった理由から、日本では「前世や来世の思想=輪廻転生」が仏教では「有る」という考えとなっていると考えます。

江戸時代以降

戦国時代には、宗教の集団は結束も強く数も多いことから、団結して領主などに抵抗しました。いわゆる「一揆:いっき」です。

一揆に苦しめられた領主や戦国大名がたくさんいたことから、日本を統一した徳川家康から始まる徳川幕府は、「一揆を禁止」して民衆の団結を監視しました。

また、キリスト教の思想が日本で広がると、この集団も幕府の抵抗勢力になることを警戒し厳重に注意を払いました。

江戸時代に始まった「寺請け制度」

その結果として、「寺請け制度」を設け、各地域の戸籍情報を寺で管理できるようにしました。

簡単に言えば、「この地域の住民は○○宗の〇〇寺の檀家」というように、その地域に住む人々を無理やり指定したお寺の檀家にする制度を設けました。

これが江戸時代の日本です。

 

江戸時代の長い期間、こういった仕組みで運営されていたので、いまでも、「基本的な日本の仏教の枠組み」は当時からは大きく変わっていない気がします。

現代の日本仏教

しかし、時代は変わり、昔より階級社会ではなくなっている自由な社会となった日本。

そんな中で、時代にマッチしていないモノが多いように感じます。

・「中国から来た漢字ばかりのお経」

・「南無阿弥陀仏と唱えると極楽浄土に行ける」という教え

・「〇〇宗が一番良い」といった排他的な考え

などです。

*本来のお釈迦様の教えとは「仏教=仏に近づくための教え=覚りに近づくための教え=お釈迦様の教え(真理)」の実践法のはずです。




 

最後に

死後の世界や輪廻転生や来世は「有るのか無いのか」分からないけれども、有るかもしれません。

そう考えると、

現世(今世)の生き方が変わるので、現世も今よりより良く生きて行けるように、そして、来世は現世よりも良い人生が歩めるような生き方をしようと思えます。

👉「前世・過去世・輪廻・輪廻転生」の意味の違いとは?

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