アマビエなる妖怪がいるらしい!!
そして、疫病を遠ざけてくれるらしい!!
江戸時代以来、疫病が流行するたびに注目を集める歴史的存在が、こちらの妖怪「アマビエ」です!!
これだけ科学が発展しているのに簡単には対抗出来ないウィルスが発生したのには驚きました。
しかも、ワクチンもすぐには出来ないなんて、甘く見ていました・・・。
「アマビエの絵図」を人々に見せても、新型コロナを遠ざけることが出来る訳が無いのは誰しも分かっていますが~、
歴史的な妖怪ですから何らかの効果を期待したいところです!!
妖怪アマビエと疫病の関係は?
今の状況では、早く収束して欲しいし、それを祈るしか私には方法は無いので、江戸時代と同じような心境です。
そんな願いを込めて、ここでは「アマビエ様」と呼ぶようにします!
Wikipediaにも「アマビエ」様については載っていました。
アマビエ(歴史的仮名遣:アマビヱ)は、日本に伝わる半人半魚の妖怪。光輝く姿で海中から現れ、豊作や疫病などの予言をすると伝えられている。
江戸時代後期の1846年、熊本県で毎夜になると海中に光る物体が出没していたようで、ある日役人が現場に行くと、妖怪に遭遇したようです。
そして、
実は、ゲゲゲの鬼太郎のTVアニメにも登場していたアマビエ様。
このたび、2020年3月17日には水木プロダクション(@mizukipro)からTwitter上にアマビエ様からのメッセージがツィートされました。
まさに「疫病退散祈願」です!
「アマビエ」です。水木しげるの原画を撮影しました。
江戸時代、熊本の海に現れ「疫病が流行ったら私の写し絵を早々に人々に見せよ」と言って海中に姿を消した妖怪、というより神に近い…もの。
現代の疫病が消えますように。 pic.twitter.com/0P7HfyRe8h— 水木プロダクション (@mizukipro) March 17, 2020
水木プロダクションHP http://www.mizukipro.com/
アマビエ様の無料画像:待ち受け(壁紙)で「疫病退散・厄除け」祈願!
新型コロナウィルスを鎮めて貰いたい「願いと祈り」を込めて、「アマビエ」様のイラストなどをSNSに投稿する「#アマビエチャレンジ」が拡がりを見せています。
アマビエ様は「病流行、早々私写し人々に見せくれ」と言っています。
「早くに自分たちで書き写して人々に見せなさい」ということは、「自分の姿を拡散することは病の撃退に繋がる」との仰せです。
アマビエ様の絵図を描いたり、待ち受け画面に設定したり、自分で考えて書いてみたり、護符(お守り)として持ち歩いたりして、この際は拡散しましょう!!
もちろん、前述の「アマビエの出現を伝える瓦版のアマビエ様」や「水木しげるさん作のイラスト」を待ち受け画像にするのが基本パターンでしょう。
*この記事のお気に入り画像も、スマホ(アンドロイド・i-phone)・タブレット・PCで待ち受け画面に!
写メして待ち受けに!
私も、瓦版の画像と水木さんのイラストをスクショしてトリミングしてみました!
今回は、せっかくですから私も描いてみました。
①まずは「アマビエ様」を「挿絵の通りに」。
②次に、自分なりのイメージで書いてみました。
👇人魚もイメージして、私が考えた「アマビエ様」👇
おススメ画像も探してみました
「アマビエ宣言」
外で働く人も、家で待つ人も、等しく大事。等しく守る。 pic.twitter.com/rvnbGSxPRu— さかざきちはる (@46963chiharu) April 9, 2020
人々が家にいるとき、アマビエは街をゆく。
アマビエさんを待ち受けサイズにしてみました。(昼と夜)#アマビエ #StayAtHome pic.twitter.com/ruFv3M7xO6
— さかざきちはる (@46963chiharu) April 7, 2020
とんでもない勢いで某ウイルスが流行ってますが妖怪の中に「流行り病がでたら対策のためにわたしの姿を描いて人々にみせるように」と言ったのがいるんですよ。
アマビエって言うんですけど。 pic.twitter.com/y4pCLAbPkQ
— 大蛇堂@赤殿中展10/29~11/8 (@orochidou) February 27, 2020
【アマビエ】
北の妖怪展メンバーの大蛇堂さんが、イラスト付きでご紹介されていましたので、せっかくなので中の人も漫画で描いてみました。熊本県に現れたというアマビエという妖怪のお話。(早く日常に戻れますように、祈りを込めて)(麿) pic.twitter.com/xjVCASHnk8
— 北 の 妖 怪 展 (@KitanoYoukaiten) February 29, 2020
#アマビエ 等身高め pic.twitter.com/Fyu26FKvW7
— 酒呑鳥 (@drinkingmidori) March 4, 2020
#アマビエ
「もし疫病が流行することがあれば、私の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ」 pic.twitter.com/twaa6Le7b3— tatsuya( ´-も-`) (@siropen) March 8, 2020
願い再び。※商用でないならば画像はご自由にお使い下さい。#筆練習 #外出自粛要請#東京 #新型コロナ #アマビエ https://t.co/NpsTtojRV3
— 雨宮慶太 (@keitakisuke) March 26, 2020
*などなど見ていて楽しくなります*
無事息災#アマビエ #切り絵 pic.twitter.com/IKxguCjaPu
— 切り絵作家 大橋 忍 (@ubonihs) April 13, 2020
アマビエにしてみた。#アマビエ pic.twitter.com/VbjUXVRnjU
— 榎木ともひでWF5-02-01 (@eyewater_e) April 18, 2020
アマビエさん信仰を深めます
良い風をもたらしてください。#アマビエ pic.twitter.com/ZyqQ2p6ZLe— takurou.【デザフェス11/7-8 C-75】 (@nunuttomasuo) April 18, 2020
ヘビメタが好きなアマビエ
Heavy metal music lover amabie.#アマビエ様 #amabie pic.twitter.com/UhEHNya1lq— Hiro Suda 寿多 浩 (@hiro_suda_w) April 17, 2020
実家の玄関にアマビエ様 pic.twitter.com/7XbpUSFvmO
— (ネジ) (@cure_the_blues) April 17, 2020
*WEB上では、たくさんの「アマビエ様のイラスト」が掲載されています。
*Twitterの「#アマビエチャレンジ」や研ナオコさんのコスプレなど、みんなで「退散祈願」実施中!
換気をするアマビエさま。#アマビエ pic.twitter.com/YMffjyX76j
— 小川聡@マーカット (@cx777marcat) April 25, 2020
「アマビエ:トラック」も登場!!
大分県大分市の一番運輸さんの「トラック」。
長距離便で全国へ走り回っているとのこと。たくさんの人に見せてくれてご利益も配達!!
トラック会社とイラストレーターさんの心意気に感謝です。
#アマビエ さまが浮き上がってきます#アマビエトラック 2号車完成!宮崎から全国へ!
疫病退散!! #アマビエチャレンジ pic.twitter.com/lEngXVTShT— 一番運輸 (@1vanunyu) April 21, 2020
ネイルも良いですね!!
こんなネイルをしている人も居ます。
コロナで何でもかんでも自粛ですが、これなら沈んだ雰囲気を明るくしてくれますね!!
コロナ退散!!!アマビエネイル#アマビエ #アマビエネイル #コロナに負けるな #pandemicart pic.twitter.com/4kQSPD8jtw
— RUN artworks & Qui? co-no nails (@QuiNails) April 7, 2020
シックなデザインも!!
「ステッカー」や「アマビエだるま」などグッズも販売!!
スマホの待ち受け以外にも、「お守りやステッカー、缶バッジ、だるま」などの携行品も出て来ています!
♪手作りで「オリジナルなアマビエだるま」が楽しめます♪
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*アマビエマスクも登場♫
4月7日、厚生労働省もアマビエ様を起用!!
厚生労働省のHPやTwitterに「アマビエ様のアイコン」が4月7日夜に登場!!
若者の感染拡大の防止意識をもっと高めて貰う狙いのようです。
妖怪「あまびこ」もいるらしい!
海彦・尼彦・アマヒコノミコト等の妖怪もいるようで、「アマヒコやアマビコ」が変化して「アマビエ」となったという説が有ります。
というのは、正確には「アマビヱ」と書くようで、「コが伝わるうちにヱになって最終的にエになった」という仮説です。
「神社姫」という妖怪。これもアマビエと同様です。
江戸時代、肥前(長崎、佐賀)の海岸に現れた。
「我は龍宮の使者なり。これから豊作ののち、虎狼痢(コレラ)という病が発生するが、我が姿を写し人々に見せれば難を免れるだろう」と告げたという。 pic.twitter.com/aZ793bzX8C— 水木プロダクション (@mizukipro) March 23, 2020
そんな、同じような妖怪がいる中で、とうとう「アマビエ様」は日本政府にお墨付きを貰いました。
これで、同じような役割の妖怪たちよりも知名度も地位も大きく引き離し、くまモンと一緒に熊本の誇る全国区のキャラクターになりましたね!
アマビエ様には、コロナ収束に力を貸して欲しいです!
妖怪とはモンスター?
日本では、妖怪は「物の怪:もののけ」や魔物や人間の理解を超える奇怪な物や現象やそれらを引き起こす存在の事です。
怖いイメージが有りましたが、アマビエ様のように我々の力になってくれる妖怪も居るのを初めて知りました。
ある地域では神として祀られているけれども別の地域では妖怪とされている例もあるので、神と妖怪の間を行き来している存在の妖怪も居てるようです。
英語を調べると、いくつも出て来ました。
「phantom」「specter」「apparition」「ghost」「monster」.
この中の「モンスター」とは、「化け物」の意味ですが、
ラテン語では「monstrum」という単語が有り、「忠告」「警告」を意味するようです。
この言葉が語源となっているようです。
そこで、
モンスター(monster)とは、「化け物・怪物」という意味ですが、
「奇怪な出来事や生物の登場は、神々からの警告」と考えると、
「神が人間に与えた脅威となる存在=神が我々に与えた警告や忠告」とも解釈が出来るのです。
KADOKAWA文芸WEBマガジンの「怪と幽」号外:「話題のアマビエ」
色々と調べていると、KADOKAWA文芸WEBマガジンの「怪と幽」号外の「話題のアマビエとは?」はとっても面白かったですよ。
これを執筆されたのは妖怪博士である兵庫県立歴史博物館学芸員の香川雅信さん。
「件:くだん」という妖怪
その記事の中に「件:くだん」という妖怪がいました。
「人間の顔をした牛」らしい。
なるほど、「人:にんべん」に「牛」と書いて「件:くだん」なのですね!!
「半人半牛の妖怪です」引用:Wikipedia日本語版「くだん」より
西日本では、ごく稀に人間の顔をした子牛が生まれて、人の言葉で予言を残してすぐ死ぬとのこと。
調べていると、近年でも目撃情報が有るとか・・・。
ホントかな?って話ですが、災害が有る年には「くだんが生まれる」らしいのです。
そうすると、今年に生まれるのか、すでに生まれているのか・・・?
見てみたいですね!!
兵庫県立歴史博物館でのアマビエ出展
「驚異と怪異開催―モンスターたちは告げる」という特別展は緊急事態宣言のため延期となりましたが、その後は無事に開催されました!
2020年6月23日(火)~8月16日(日)にて開催!
兵庫県立歴史博物館:兵庫県姫路市本町68番地:開催予定 2020年4月25日(土)~6月14日(日):079-288-9011
➡6月23日(火)~8月16日(日)開催。
なんと、この開催決定は「コロナ騒ぎの前」の昨年でした!
偶然にも、ドンピシャのタイミングでの開催。
これも、「なにかのお告げ」なのでしょうか!?
ここでは、なんと実物を拝見できるようです!!
京都大学付属図書館が所蔵する「アマビエ」の絵図・「肥後国海中の怪(アマビエの図)の実物」や、先ほどの「件:くだん」や「人魚のミイラ」が展示されました。
「驚異と怪異-モンスターたちは告げる-」の公式ツイッターをはじめました。
みなさまの心の癒しにもつながる展覧会の実施に向け最大限の努力を行っていますが、緊急事態宣言のため、アマビエを含む一部作品の収荷や、展示準備を一時見合わせています。 pic.twitter.com/FAq9E2h5AJ
— 驚異と怪異-モンスターたちは告げる-公式 (@kyouikaii_hyogo) April 25, 2020
まとめ
「新型コロナウィルスというモンスター」が、我々に警告をしています。
そして、同じモンスターの「アマビエ様」が久しぶりに人間界に現れて人間側に立って新型コロナウィルスを遠ざけてくれようとしているのでしょう。
どのモンスターも、人類に「気をつけなさいよ」と伝えてくれている気がします。
「何に気を付けるのか?」は様々な解釈ができます!
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