2020年3月20日の日本の状況下では、まだまだ新型コロナウィルスの警戒は必要です。
そんな中でも遺族にとってはお葬式は行わなければならないセレモニー(儀式)です。
現在は、お葬式をする側も出席する側も無理をせずに、「身内の元気な方でのみのお葬式」をされておられるケースが多いのが実情です。
法事も同じく「お葬式と同じく身内の元気な方でのみ行う」場合が多いのですが、キャンセルや延期も多いのが実情です。
この記事では、「新型コロナウイルスの警戒中の時期でのお葬式や法事の出席」や「お供え」についてまとめています。
お葬式の出席方法について
家族・身内・親戚・友人やお世話になった人など、新型コロナの感染に警戒中の今でもお葬式に出席しなければならない場合や出席したい場合は有ります。
あなたや参列(出席)しようとしている人の体調が少しでも悪いと感じるならば、出席は取りやめた方が良いのですが、そうではない場合は「出席したい・または出席しなければならない」と感じるでしょう。
出来れば式に参列するに越したことは有りませんが、必ず式中に居なければならない訳ではなく、故人や遺族の顔を見て「実際に挨拶をすることに意味が有る」と考えます。
*最近は「オンライン葬儀:インターネット参列」も注目されています。
参列や出席の際の注意点
道中や出席中も、マスク・手指のアルコール消毒や手洗い・うがいを行って細心の注意を払ってください。
体調が悪くない場合の5つの出席方法
お葬式の場合、参りの方法はお葬式に参列する以外にもタイミングは有ります。
お葬式(葬儀告別式)が終わってからでは故人と最後のご対面が出来ませんので、下記の5つのタイミングでお参りは可能です。
1・亡くなられてからお通夜までの間
2・お通夜に参列
3・お通夜が終わってから
4・葬儀告別式前
5・葬儀告別式に参列
どうしても、人が集まるタイミングで出席するのに抵抗がある場合は、1・3・4のお通夜前後か告別式前にお参りをすれば良いと思います。
亡くなられてからお通夜前までの注意点
1の場合は、お通夜の日の昼過ぎから夕方までは「納棺の儀式」中かもしれませんので、その時間帯は外すことをおススメします。
また、お参りに行こうとする時間帯は、どちらにいらっしゃるのか確認した方が良いのです。
ご自宅なのか、葬儀会館や式場にすでに入られている場合が有ります。
分からない場合はご遺族にお聞きすれば分かりますし、葬儀社に聞けば教えてくれる場合も有ります。
確認しにくい場合は、「お通夜の始まる1時間前辺りに式場に伺うのが確実」です。ご遺族もバタバタされていないタイミングですので良いと思います。
式以外に出席する場合の声掛け
人が集まる式中や式が終わってからの食事には参加しないので、「どうしても時間が合わないので、とにかくお参りだけでも来させて頂いた」という説明で、ご遺族に十分に気持ちが伝わるはずです。
法要の出席について
「法要に出席するのか」「法要後の食事まで参加するのか」
法要出席の依頼がご遺族から有った場合は、この2点はキチンとお答えしなければなりません。
法要の場合は、どうしても法要後の食事まで残る場合が多いのが実際です。
故人をご縁にして人が集まって、式の後に故人を囲んで食事をしながら故人とご縁のある人たちが親交を深めることにも意義があると考えられているからです。
その場合は、最近は飲食店などの事前予約を遺族がされているので、食事に参加しない場合はキチンと伝えておかねばなりません。
どうしても参加できない、もしくは、したくない場合(気が進まない場合)は今の時期は無理して参加することはないと感じます。
そこで、気を付けたいのが「突然のキャンセル」です。
しかし、前日や当日に体調が悪いと感じれば、大事をとって突然のキャンセルをしなければなりません。
そんな場合は、法要後にお供えのお菓子や品物、お金をお送りするかご自宅に持参するのが丁寧な形です。
OFFさんによる写真ACからの写真
出席できなかったのでお供えを送りたい場合
出席できなかったので、お葬式後もしくは法要後に家にお邪魔をするか品物を送りする場合のポイントは?
先方のご自宅かどこかにお邪魔する場合は、何か品物を用意するのが通例でしょう。
*「急にキャンセルしたから申し訳ない」との思いも有って、お金も送りたい・・・と思われるかもしれません。この場合は、品物もお金も、「お供え」という表現で先方にお渡しすることが多いです。
そんな場合のポイントを、こちらの記事にてまとめています。良かったらご覧ください。👉「お葬式や法事に行けなかった場合のお供えの送り方」
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