喪服(お葬式)や法事の服はユニクロの黒スーツでも大丈夫!すぐに購入できるの?失礼では?【購入する時の注意点とマナー】

お葬式と法事

喪服や法事の時の服をユニクロで買っても大丈夫?って思われたので、こちらを検索されたのかもしれません。もしくは、時間が無いからお葬式の当日でも近くのユニクロですぐに買えるの?と思われたかもしれません。

冠婚葬祭のプロが考える、喪服や礼服について、そしてユニクロで買うことについてシンプルにまとめてみました。




喪服や法事の時の服をユニクロですぐに買えるの?買っても良いの?

結論からお伝えします。

「ユニクロで、すぐにでも買えます!」

「体型さえ合えば、まったく問題ありません」

「むしろ、リーズナブルで悪くないです」

ユニクロの服でお葬式や法事に出るのは失礼?

「ユニクロの服では失礼ではないか?」と心配されるかもしれません。

誰に失礼なのでしょうか?

それを言うならば、ユニクロに失礼になってしまいます(笑)。

あの値段であのクオリティは世界に誇れる日本のブランドです。例えば、高いブランド物の服を礼服で着る場合でも、TPOをわきまえていなければ、逆に失礼になってしまいます。

そこで、ユニクロの服が全く問題のない理由と礼服の際のルールをシンプルに解説します。

ユニクロで黒の礼服は買えるの?

お葬式の場合に購入する際は、男性も女性も「上:ジャケットも下:ボトムスも、ブラック」になります。

インターネットでユニクロを調べると、「フォーマルスーツ」や「ブラックフォーマル」と出て来ますが、上下のセットでスーツとして販売されているか不明。しかし、男女ともに「セットアップ可能」という商品を多く見つけることが出来ました。

出典☞ユニクロ・フォーマル・メンズ

出典☞ユニクロ・フォーマル・レディス

そこで、実際に2020年3月16日に店舗へ行ってみました。

男性も女性も、セットアップ(上と下が別々)で上下の購入が可能ですから、上下が同じ生地で出来ている「黒のジャケットと黒のズボンかスカート」を選べることが分かりました。

しかも、生地も良くて、軽くて、着やすかったので驚き。値段も手ごろなので、更に驚き!

ブラックスーツは礼服(略礼服)として考えてしまうと「お葬式・法事・結婚式」の「たまにしか着ない服」になってしまいがち・・・。次に、着ようと思った時には、少し体型が変わっていて、小さかったり大きかったり・・・。

同じ買ったならば、度々着なければ勿体ないです!!

工夫をすれば着る機会は増えます。男性ならば、白シャツに「黒のネクタイ」ならばお葬式や法事、白シャツに「ダークなネクタイ」ならば法事。結婚式やお祝いの席には色シャツなどを合わせれたり、何かの集まりにはノーネクタイでカッコよく着こなせます。シーンに合わせてポケットチーフで遊ぶことも可能です。

逆に言えば、たまにしか着ない服装に高い費用を掛けるのも勿体ないですね・・・。となれば、余計に、軽くて着やすくて気を遣わない服は重宝です。

結果としては、服が体型にキチンと合っていれば、とてもおススメでした。

ユニクロで喪服(お葬式の服)を購入する際の注意点

ユニクロで、上下とも同じ生地で同じ黒の色のジャケットもズボンもスカートも有りました。「スーツ」としてセット販売されていなくても大丈夫です。わざわざ「フォーマルスーツ」を選ばなくとも「セットアップ」で上下のスーツにしてしまえば大丈夫です。

注意点は、

「上下とも出来れば同じ生地で同じ黒色のものを選ぶ」

もしくは、「同じ黒色でも生地が違う場合は、同じように見える生地で同じような黒色を選ぶ」

言い換えると、「同じ黒でも色にも織り方にも種類が有るので、同じような色で同じような素材に見えない場合は、その組合せはやめておいた方が良い」です。

しかし、体裁よりも「参列する、出席する」ほうが大事なので、下記の場合は、生地や色の違いまで気にしなくて大丈夫です。地味でコーディネイトさえおかしくなければ、最低限のルールやマナーはクリアしていますので失礼ではありません。「駆けつけてくれてありがとう」なのです。

*法事も3回忌以降の7回忌や13回忌など年数が経った法要は、気にしすぎることは有りません。施主(法事を行う側)や周囲の参加者から、「ブラックスーツでなければ非常識」と思われる訳ではありません。

*お通夜の場合➡急に駆けつける場合は、準備などできません。お葬式は「準備ごとではない」という基本的な考えが有るので、お通夜やお葬式に駆け付ける場合に時間が無ければ「地味な色の服装」「出来るだけ黒色の上着とボトムス」「男性は黒ネクタイ」で有れば、本来は大丈夫です。

<この記事内の下記「法事の服装:3つのポイント」を参考にしてください>




通夜やお葬式の際の場合:洋服(洋装)の日本でのルール

基本的なルールは下記の通りです。

「上下は黒」「シャツは白」「男性のネクタイは黒、女性はネクタイは不要」「靴下は基本は黒」「ストッキングは黒でも肌色でも大丈夫」「靴は黒、できれば、エナメルや爬虫類などの皮や裏皮(起毛)は避けて、飾りのないシンプルな表皮の黒い靴」「デザイン性の無いもので、シンプルなデザインのものを選ぶ」「華美な装飾品は付けず、女性で付けるならパール」

 

法事の場合:洋服(洋装)の日本でのルール

法事の場合は、「平服にてお越しください」と案内状に書かれていたりします。それでも、49日法要(満中陰法要とも言う)と3回忌までは、上記のお葬式とは大して変わらないと思ったほうが無難です。ネクタイは黒でなくともシルバーやダークなネクタイでも大丈夫です。出来れば、3回忌以降の法事(7回忌や13回忌)も、ブラックスーツで行くのが無難ですが、ほかの服装でも次の3つのポイントを押さえていれば大丈夫です。

法事の服装:3つのポイント

「お祝い事ではないので、派手で華美にならない」

「自分が主役ではないので目立ちすぎない」

「カジュアルではない服装、どうしてもの場合は、カジュアルすぎない」

礼服とは?

礼服はWikipediaによりますと、下記の説明があります。

礼服(れいふく)は、冠婚葬祭の儀式典礼といった、改まった席で着用する衣服。洋装の場合は、フォーマルウェアともいう。礼服の着装状態を礼装といい、衣服の格式によって、正装略装正礼装準礼装略礼装平服などと区別される場合がある。

引用元: ウィキペディア(Wikipedia)日本語版:2020年3月19日

このように、礼服にはいくつかの種類が有るのですが、今回のテーマ「お葬式や法事の時の服装」では「略礼装=略礼服」となります

弔事の服(喪服や法事の時の服)をユニクロで買っても良い理由

この記事では、お葬式や法事の服は「ユニクロでも全く問題ない」ことを説明しますので、「お通夜、葬儀、告別式、法事」の時の「洋装=洋服=略礼服」についてもう少し掘り下げてみます。

弔事(お葬式や法事)の時の服とは?

お葬式に参列する場合は略礼服ですが、法事の場合は略礼服かTPOを考えた服装になります。

日本の略礼服は、男性も女性も「ブラック」の装いで、男女とも「ブラックスーツ」となります。「スーツ」ということは「揃っている」ことを意味しますので、生地が同じ・もしくは同じような物ならば、スーツとしてセットで販売していなくても大丈夫です。女性は「黒のジャケットと黒のワンピース」も一般的です。

礼服の定義としてWikipediaに以下のように書かれています。

礼服は、一般に「冠婚葬祭」の儀礼において着用される。日英のフォーマルウェアを研究する清家壽子は、それらを「慶事のシーン」「弔事のシーン」に大別し、それぞれに下記のシーンを挙げている。シーンの場所や目的、参列者の顔ぶれ、すなわち「T.P.O.」によって、ふさわしい装いを着分ける必要がある。礼服着装のルールは時代とともに変化するが、ルールの基本精神は人間関係を快く保つことである

引用元:ウィキペディア(Wikipedia)日本語版:2020年3月19日

慶事とはお慶(よろこ)び事なので、めでたい場です。「結婚式・披露宴」「公的なパーティー」「記念式典などの式典」「入学式や卒業式」「私的なお祝い事:お宮参りや誕生パーティーなど」が慶事に当たります。

弔事は、「通夜、葬儀、告別式、法事(法要)」です。

お葬式に参列する、法事に出席する、結婚式に出席する。これらはすべて「略礼服」でOKです。それより上のランクの服装は、逆に失礼になります。

例えば、結婚式や葬式・法事に参列する側はタキシードを着用しては失礼になります。参列する側以外のお葬式や法事を行う側(喪主や施主側)でも、「略礼服」で大丈夫です。お葬式の場合、喪主がタキシードを着用することも有りますが、大規模のお葬式のみで、このようなお葬式は滅多に有りません。

また、お葬式や法事・結婚式に略礼服より下の平服などは失礼で、ジーンズを履いて行く人は基本的にはいないと思います。これが、「T.P.O.」をわきまえることになります。お葬式や法事に参列する場合の「ふさわしい装い」が「略礼服」となります。

また、「ルールは時代とともに変化する」ともあります。

昔は、男性の場合は「略礼服=黒のダブルのスーツ」、女性の場合は「着物」のようなイメージが有りました。ところが、現在では、男性は「黒のシングルのスーツ」・女性は遺族で有っても「黒のパンツスーツやスカート、ワンピース」が主流です。

男性の白いワイシャツも、昔はボタンダウンのシャツが少なくて、ボタンダウンは少しカジュアルな位置づけでした。しかし、最近では、さまざまな襟の種類が販売されていて、ボタンダウンのシャツはカジュアルではなくノーマルな位置づけになっているので、気にする必要は有りません。

まさに、時代とともに変化しています。

ユニクロで買っても良い理由

男性用の「黒のシングルのスーツ」も女性用の「黒のパンツやスカートのスーツ・ワンピース」も、ユニクロでは購入できます。

服屋さんで「礼服」や「略礼服」として「スーツ」で売っている物ではなくても、大丈夫です。それは、「福屋さんの都合」で有って、それに合わせる必要はないと考えます。

金額は気にする必要はないと感じます。

それより気になるのは、「着こなし」です。




略礼服での着こなし:5つの注意点とは?

値段の高い服でも、値段の安い服でも、着こなせていないと「どちらもNG」です。

冠婚葬祭の仕事をしていると、「ブラックスーツ」が制服のようなものですが、きちんと着こなしているスタッフは、仮に工夫をして安いスーツを手に入れていても「高いスーツ」を着ているように見えます。程度の良い品物を手ごろな価格で見つけることは、悪いことでも恥ずかしいことでもなく、工夫だと感じます。

<略礼服の着こなし:5つの注意点>

①ブラックの色や生地が、上下ともに同じ。もしくは同じように見える組合せ。

②サイズが自分の体型に合っている。(ジャケットもボトムスも。シャツや靴も)

③しわや汚れ・シミが無い清潔でキレイな状態で着用する。(服・シャツ・靴も)

④服の臭いや香水などの匂いがキツくないか気を付ける。

⑤見えにくいところも気を付ける。(靴下の色や、靴下やストッキングの破れ、ボタンをキチンと留めるなど)

 

この5つさえ気を付ければ、服の値段は関係ありません。

言い換えますと、「服の値段よりも、この5つの注意点のほうが重要」となります。

だから、この5つの注意点を守れば、ユニクロであっても、どこの服であっても、値段は関係なく何の問題も無いのでご安心ください。

 

加えて、略礼服の場合も、基本の考え方は「法事の服装:3つのポイント」と同じですので併せて参考にしてください。

1「お祝い事ではないので、派手で華美にならない」

2「自分が主役ではないので目立ちすぎない」

3「カジュアルになりすぎない。もしくは、カジュアルではない服装」

 

以上、参考になりましたでしょうか?

仏事に関すること含めて、気になるトピックスを色々とまとめています。良かったら、ほかの記事も読んでもらえると嬉しいです。

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