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【人間関係改善】3つの価値観が分かれば対人関係は楽になる。スムースになる具体例とコツを解説。

個性心理学

人間関係が上手く行かないと感じた時、「何か良い方法が無いかな?」って誰しも考えます。

この記事に興味を持ったあなたは、

きっと対人関係での悩みや問題が有って、楽になる方法を探していると思います。

シンプルな人間関係改善法

今回ご紹介する方法は、私の学んでいる「個性心理学」の3分類を活用したモノ。

シンプルなので参考になると思います!

 

どうシンプルなのか?

「個性心理学」では、人は大きく分けて「3つのグループに分けることが出来る」と定義しています。

そう、分類が3つなのでシンプルなのです。

ジャンケンと同じ3種類。

その3種類の特性が分かれば、人間関係での対処法が分かり易くなるのです!

 

個性心理学での3分類

  • 自分と同じグループならば、共通した傾向性が有ります。
  • 自分と違うグループの場合は、そのグループの傾向性を知ることで対応しやすくなるのです。

例えば、嫌な人と自分の間に「同じ傾向性」を感じるならば、その傾向性を考えて行動すれば、スムースになる可能性が高くなります。

この場合は、「人間性」や「性格」に目を向けるのではなく、「関係性をスムースに」することのみを考えます。

 

理由は、「人間性や性格」に目を向けると「人間性や性格が嫌い・合わない」という感情が入ってしまうからです。

「好き嫌い」「合う・合わない」ではなく、「合わせる方法」を見つけることで「人間関係をスムースにする」のです。

相手の事が「好きではない・嫌い」であっても「合わない」と感じていても、相手によっては付き合わなければならない人って居ます。

それならば、その人との「人間関係を改善」したいものです。

例えば、職場の上司・同僚・後輩といった「職場の人間関係」は仕事を辞めない限りは付き合わなければなりません。

特に「上司」とは関係性が良いに越した事はありません。

自分と違うグループと思う場合は、この記事を読み進めて、「そのグループの傾向性」を知ってください。




傾向性を考える上での、3つのグループとは?

個性心理学上での人の3つのグループは下記になります。

個性心理学では、人は3つのグループに分かれます。

  1. 「合理派」
  2. 「人情派」
  3. 「感性派」

 

これら3つは「人が誰しも持っている価値観」です。

  • この優先度は人によって違うので、その優先度からグループ分けをします。
  • 「どれが強いか?」によって、3つに分けるのです。

 

3分類

個性心理学の3分類は下記です。

  1. 「合理性に重きを置いて行動する人」
  2. 「人情に重きを置いて行動する人」
  3. 「感性=感覚に重きを置いて行動する人」

*3つに分けても、強さのバランスに気を付けて観察します。

この3つを、

もう少し細かくすると10種類のタイプに分かれます。

 

10種類のタイプ

「10種類」と聞けば多く感じます…。

ところが、

3分類(合理性・人情・感性)の特性が分かれば、そのバランスを考えるだけなのです。

強弱のパターンで考えれば、自然と「10種類=10タイプ」になります。

3分類の特徴を知れば、下記の10種類は考えやすいのです!

  1. 「合理性」が飛び抜けて強い人
  2. 「合理性」がかなり強い人で、人情も強いが感性は弱い人
  3. 「合理性」がかなり強い人で、人情が弱いが感性も強い人
  4. 「人情」が飛び抜けて強い人
  5. 「人情」がかなり強い人で、合理性も強いが感性は弱い人
  6. 「人情」がかなり強い人で、合理性が弱いが感性も強い人
  7. 「感性」が飛び抜けて強い人
  8. 「感性」がかなり強い人で、人情も強いが合理性は弱い人
  9. 「感性」がかなり強い人で、人情が弱いが合理性も強い人
  10. 強いて挙げれば「どれかが強いと思える人」:どれもバランスが取れている人

人間関係改善に、どう活用するのか?

  • 合理性の強い人には、合理的に端的に話すと分かって貰いやすいのです。
  • 人情の強い人には、説明を丁寧にすることで分かって貰いやすいのです。
  • 感性の強い人には、イメージしやすく感覚に訴えるような話をすると分かって貰いやすいのです。

相手の行動や話し方で、上記のどれがマッチしているかを観察してください。

また、自分はどうかも考えてみてください。

自分と同じグループと思うならば、自分と同じ傾向性が強い可能性が高いのです。

と言うことは、相手の傾向性は自分と似ているので想像しやすくなります。




対人関係がスムースに行くコツと具体例

まずは、自分と相手のグループ分けを行なってください。

自分と相手の傾向性を知ることがポイントとなります。

 

グループ分けには、どこを観察すれば良いのか?

それぞれのグループの主な傾向をまとめてみました。

合理性グループの傾向性
  • 合理的な感覚が強いので、話し方は「端的」「結論から」「ポイントをまとめて」「長い話よりも短めの話」「論理的な話し方」。
  • メールやlineのメッセージも「短め」「単語的」
  • モノを決めるのは、コストパフォーマンスを重視する
  • ポイントをまとめた論理的かつ数字的に分かり易い資料を作る。
  • 結論から始まり、ポイントを端的にまとめて、最後に改めて結論で締める。コストパフォーマンスや比較しての優位性が分かり易いデータを好む。
  • 褒められる場合は、「さすが仕事がデキますね」「仕事が速くて正確なので、憧れます」など、具体的かつ端的に「仕事がデキる」「頭がキレる」「計算が速くて正確」といった仕事面の素晴らしさを讃える表現をされるほうが嬉しいタイプ。
  • モノを買う時やファミリーレストランなどで注文をする場合、コストパフォーマンスを重視し、情報を集め比較して決める。レストランでメニューを決めるのは早い方で、人の意見には左右されにくい。

 

人情グループの傾向性
  • 「人情=相手を意識する」傾向が強いので、話し方は「丁寧」「前置きや説明が長くなりがち」「前置きから本題に入る場合が多い」。
  • 会話に「すみません」が多い。
  • 話だけでなくメールやlineのメッセージも「長くなりがち」「絵文字や文字入りのスタンプが多い」
  • モノを決めるのは、「誰の意見か?」「誰を起用するか?」がポイントになりやすい。
  • 説明のしっかりした資料を好む。
  • そのモノの良さが伝わる前置きや時代背景などをきちんと説明し、端的にまとめた内容の最後に「だから、これが必要である」ことをアピール。
  • 自分が信頼している相手の気持ちを優先するので、コストパフォーマンスを重視するよりは、アンケート結果や「多数の支持が有るデータ」「誰が推奨しているか=信頼のおける人の推奨」が分かるデータを添える。
  • 褒められる場合は、「そんな気配り、スゴイですね」「丁寧できちんと仕事をされているので、私もそうなれるようにがんばります」など、「人間性や人格面」「仕事ぶりが丁寧」「キチンとしている仕事ぶり」といった仕事面での素晴らしさを讃える表現をされるほうが嬉しいタイプ。
  • モノを買う時やファミリーレストランなどで注文をする場合、人が注文している同じモノを注文したり、店員から進められると断りにくい傾向が有る。レストランでメニューを選ぶ際に「決めるのが遅い優柔不断な雰囲気」がある。

 

感性グループの傾向性
  • 「感性=感覚」で物事を考える傾向が強いので、話し方は「感覚的な表現が多い=擬音語が多い」「話に気分のムラが出やすい」「話の内容が別の内容に飛んだり戻ったりする=論理的ではなく感覚で話す」。
  • メールやlineのメッセージも「スタンプや絵文字が多い」。
  • モノを決めるのは「感性」で判断する。
  • スライドや動画やイラストを使った資料を好む。
  • その企画が「どれだけ凄いのか」が伝わる内容。その企画が上手く行く可能性が高く、上手く行った時の効果が分かり易い資料。
  • 権威性に弱いので、著名人や芸能人が使っているといった情報や有名な機関が出しているデータを用いると良い。
  • 褒められる場合は、「さすがデキますね」「その発想力、憧れます」「スゴイですね」など、「さすが!」「感性の良さ」「凄さ」といった素晴らしさを感覚的に讃える表現をされるほうが嬉しいタイプ。
  • モノを買う時やファミリーレストランなどで注文をする場合、感性を重視するので、キレイで大きな写真やイメージが湧きやすいキャッチコピーなどに目が行って選びがち。
  • メニューを選ぶのは早かったり、時には迷って遅かったり、行動にムラが有る。
  1. これらの傾向性を考えて、「自分はどのタイプか?」と言うことを考えてみてください。
  2. そして、上司の言動を観察して、どのタイプかを想定する。

自分と同じグループの気がする場合、上記の傾向に合わせた言動をすることはイメージしやすいと思います。

自分と違うグループの気がする場合、上記の傾向に合わせた言動にチャレンジして、相手の反応を見ながら試行錯誤をしてください。

10種類のタイプでの10番目:どれもバランスが取れているが、強いて挙げれば「どれかが強いと思える人」の場合

 

この人は、どの傾向性もバランスよく持っている人です。

そんなバランスの良い人は、3分類のどれかのパターンに当てはめにくいと思います。

 

でも、観察して「どういったアプローチをすると関係性がスムースになるか?」の試行錯誤をしてみると、その人との人間関係がスムースに行くパターンやコツが掴めると思います。

「個性心理学」では、3分類のグループに名前を付けて呼ぶことにしているので、参考にしてください。

  • 合理性=アース(地球)
  • 人情=ムーン(月)
  • 感性=サン(太陽)




3種類はジャンケンと同じ

まさにジャンケンと同じような「グー・チョキ・パー」の関係です。

ジャンケンの場合、力関係は下記ですね!

  • 勝グー:負チョキ
  • 勝チョキ:負パー
  • 勝パー:負グー
  • 同じ場合は「あいこ」

これと同じです。

3分類の関係は力関係は下記です。

  • 勝・合理性(アース)→負・感性(サン)
  • 勝・人情(ムーン)→負・合理性(アース)
  • 勝・感性(サン)→負・人情(ムーン)

といった相関関係です。

この関係で考えると、

  • 勝つ側から負け側へは、話がスムースに伝わります。
  • 逆に、負ける側から勝つ側へは、話がうまく伝わりにくいのです。
  • 分類が同じ場合は「あいこ」となります。

この場合は「引き分け」と言うよりも、「相性は悪くない」と言うことです。

また、ジャンケンと同じで3種類揃うと「あいこ」になります。

 

相関関係で考えると「あいこ=勝負が付かない」のではなく、3タイプが揃うことで「相関関係がスムース」になります。

と言うことは、

  • 合理性タイプの人は人情タイプに話が伝わりにくいのですが、感性タイプに伝えてから、感性タイプから人情タイプに話をして貰うと伝わりやすくなります。
  • 人情タイプの人は感性タイプに話が伝わりにくいのですが、合理性タイプに伝えてから、合理性タイプから感性タイプに話をして貰うと伝わりやすくなります。
  • 感性タイプの人は合理性タイプに話が伝わりにくいのですが、人情タイプに伝えてから、人情タイプから合理性タイプに話をして貰うと伝わりやすくなります。

話が伝わりにくいパターン】上図の矢印の逆方向

  • 負:感性(サン)×勝:合理性(アース)
  • 負:合理性(アース)×勝:人情(ムーン)
  • 負:人情(ムーン)×勝:感性(サン)

 

話が伝わりやすくなるパターン

  • 感性(サン)→人情(ムーン)→合理性(アース)
  • 合理性(アース)→感性(サン)→人情(ムーン)
  • 人情(ムーン)→合理性(アース)→感性(サン)

👉これは、組織でも応用できます。




組織での応用

1つの組織が上手く機能するには、3分類が組織に揃っている方が、組織はスムースに動きます。

  • 組織のメンバー構成が1つのグループに偏っていると、価値観がよく似ているので上手く行っているように見えますが、組織の発展性が低い偏りのある組織になりがちなのです。
  • 組織のメンバー構成が2つのグループに偏っていると、組織内の対人関係はスムースに行かないか、上手く行っているように見えてもどちらかのグループが我慢している状態です。

と言うことは、組織のメンバー構成が1つか2つのグループに偏っていると、まとまりの悪いもしくは発展性の無い組織になりがちなのです。

社長や面接担当者と同じグループの人が、組織では多くなりがちです。

 

そこで、人を採用する場合は、その組織や部署のバランスを考えて、3分類のどのグループの人が必要かを考えて採用すると、組織が活性化しやすくなります。

 

最後に

「個性心理学」の3分類を活用した「対人関係をスムースにするコツ」はいかがでしたか?

個性心理学は、実は「四柱推命」の簡易&現代版です。
生まれた年・月・日で、傾向性を知ることが出来ます。もちろん、外れていることも有りますが、当たっている場合が多いので不思議です。
それもそのはず、四柱推命は「大昔からのデータを活用した統計学」の要素が強いのです。

自分の周りの人やテレビに出ている芸能人の話し方・内容・リアクションを観察して、「きっとこの人は3分類の〇〇グループだろうな」と目星を付け、その後に生年月日を調べてチェックすると、3分類のグループが当てはまっている場合がほとんどなので驚きます!

*生年月日でのチェックはこちらサイトで無料で出来ます

個性心理学研究所

ISD個性心理学

今回の記事内容を参考にしてアプローチをすると、対人関係がスムースに回りだす可能性は高いと思います。

コツを掴むと人間関係改善に役立つので、興味を持った人は是非とも取り入れてみてください。

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