2020年8月14日夕方、突然の訃報のニュースが流れて驚きました。
2020年の8月10日に肺炎でご逝去されたとのこと。
1941年(昭和16年)12月28日のお生まれですので満78歳。
突然の訃報と、まだまだこれからのご年齢ですので残念です。
心からの哀悼の意を表しお悔やみを申し上げます。
渡哲也さんについて
私が説明するまでもない、知らない人は日本では居ないくらいの有名な俳優であり歌手。
石原裕次郎さんと共に石原プロを再建し、「大都会」、「西部警察」など数々のテレビドラマや映画やCMなどでご活躍をされました。
お生まれは島根県安来町(現在の安来市)で1943年~高校卒業まで兵庫県淡路島で育たれました。青山学院大学進学のために上京。
身長が180㎝と、当時としては、かなりの長身。
青山学院在学中に日活が浅丘ルリ子さん主演での100本記念映画の相手役となる新人を募集。
弟である渡瀬恒彦さんや大学の所属クラブの空手部仲間が内緒で応募。その時にスカウトされて日活へ入社。
渡哲也さんの略歴などはこれ以上、私が語るまでもない内容ですのでこの辺りにいたしますが、かなりの強運です。
渡さんのように、周囲の人がこっそりオーディションに応募をして、大きく人生が花開くこととなった方々の話をお聞きすると、とっても不思議です。
ご本人とお会いしたことが無いので分かりませんが、周囲の方がこっそり応募するくらいの「飛びぬけた魅力」をお持ちだったのだろうと感じます。
渡哲也さんの四柱推命での命式
日活に入社された1964年の命式と、今年2020年の命式を安田式にて比べてみました。
図の見方を簡単に説明します。
真ん中の円を見てください。
安田式の良いところは、視覚的にとってもわかりやすくなっています。
円は5つ(木火土金水)に分かれており、円の内と外の〇△などの印を見ます。
印が固まると気の流れが強すぎることとなります。
少ないと気が流れにくいこととなります。
まんべんなく印が有ると、気の流れがスムースとなります。
1964年は、運気の流れがスムースで、解説でも良い年になっています。
*もともとの命式に、食神と偏印とをお持ちの「倒食」が有りますが、1964年の年には「偏財」が来て「倒食解除」となっています。
*大運とは「ある期間内の運の周期」、流年とは「その年」の事です。
下記は渡さんの安田式での大運表です。
<1964年の四柱推命安田式での傾向性>
2020年の運勢
〇△などの印が比劫星に固まり、財星には1つも有りません。
気の流れがとても悪い状況です。官星にも1つしか有りません。
また、比劫星は「自分」を意味し、ここに星が固まると「孤立や別れ」などの暗示とされています。
体調面や財政面にも気を付けなければならない暗示でも有ります。
また、大運にも流年にも「偏財」が無く「倒食」で、かつ流年が「比肩」ですので、上記の傾向性は強くなると分析されます。
*今年は「比肩(比劫星)」が巡って来ています。
四柱推命は、命式からこういった傾向性をチェックし、何に気を付けた方が良いということを暗示してくれます。
*こちらの無料サイトは、四柱推命の安田式で有名な新栄堂さんのサイトですので、ご活用ください。(引用・出典:新栄堂)
*四柱推命とは、算命学と同じく紀元前の中国発祥の陰陽五行をルーツに持つ、統計学。
日本には江戸時代中期に上陸し、日本独自に四柱推命という名前となり発展し現在に至っているモノです。
(算命学は中国王朝にて門外不出として綿々と受け継がれた学問です)
👉四柱推命については、こちらの記事で分かりやすくまとめています。「占い?四柱推命とは?なぜ当たるのか?なぜ凄いのか?」
個性心理学で視た場合の渡さんのお人柄
個性心理学は、四柱推命などの考え方を基に、現在の人のデータを入れて解析し分析したモノで、言わば「現代版の四柱推命のシンプル版」です。
この記事に有るように、四柱推命は難解で、使用されている言葉も誤解を生む漢字が採用されています。
(こちらでご紹介している「安田式」は円形の図を使いますので、まだ視覚的には判りやすいのですが、四柱推命はかなり奥の深いモノです)
個性心理学は、現在のデータを駆使し、分かりやすて親近感を持ってもらうために、「占い風」に使う用語などを変えています。
そのために誕生したのが「動物占い」です。
個性心理学での渡さん
本質は「ムーン:人情」でキャラクターは「たぬき」です。
人に見せる自分は「サン:感性:ゾウ」で、
意思決定の際は「アース:合理性:猿」の傾向が出ています。
ということは、とっても人情を大切にする方で、初対面や人に見せる自分は明るいムードメーカーです。ムードメーカーと言っても、ゾウのキャラクターですので気配りなどで明るい雰囲気を醸し出せる人です。
意思決定の際は、人情や感性よりも「合理性」を重視して考え、スピード感を持って行動する傾向が強いと思われます。
本質が「たぬき」のキャラクターの方の傾向性
下記のような傾向性が強いと分析されています。
・おとなしそうだが負けず嫌いで闘争心は秘めている。
・物事の本質を見る力がある。
・争いごとは好まないソフトな人柄ですが、自分の想いはキチンと通したい。
・使命感を持って粘り強くコツコツ続けることが出来る。
・由緒ある歴史的な場所や神社仏閣が好きな人が多い。
・人に合わせて相手の話を真剣に聞ける親分肌。
四柱推命は難しいけれども、個性心理学(動物占い)に興味が湧いた方は、参考にしてみてください。👉個性心理学を簡単に説明
最後に
改めて、渡哲也さんのご逝去に接し、心よりお悔やみを申し上げます。
コメント