供養とは?意味と意義を葬儀のプロが簡単に分かりやすく解説。これでスッキリ!

お釈迦様と仏教

「供養」って言葉、

使う側も言われる側も、意味は分からないけれど、「供養は良いこと」っていう解釈です。

どういう意味なのか、分からずに使っています。

葬儀のプロの私でさえも、仕事上では便利な言葉なので、深い意味を考えず使い続けていました。

ある時、ふと「供養」ってどんな意味だろう?って疑問に感じました。

 

こちらに訪れたあなたも、僕と同じ疑問を持たれたと思います。

そこで、「供養とは、どんな意味なのか・意義が有るのか」を調べて、自分なりにまとめたことを簡単に分かりやすく解説します。

この記事では、

供養の意味がよく分かります。

そして、意味が分かることで、より供養をすることが出来ます。




供養の意味とは?

「供え」「養う」と書いていますが、「なぜ養うなの?」「お供えして養うってどういう意味が有るのか?」って疑問が湧きます。

考えても良い答えが浮かびませんので、実際にいくつか調べました。

ところが、良い回答が出て来なかったのです…。

自分なりにいくつかの答えをまとめると下記のような解釈になりました!

最初に、「供養」をシンプルにまとめます。

「神仏やご先祖や大事な人にお供えをする。役立ちたいと思う。そういう想いが自分の心を豊かにし育ててくれる」

この解釈ならば、様々なシーンで使われる「供養」の意味として当てはまります。

そして、調べた結果、

相手にも自分にもプラスになっているように感じる行ないが供養なのかと、供養の意義が理解できました。

 

「辞書的な意味」

Weblio辞書から「供養」の意味を引用します。

①死者の霊に供え物などをして、その冥福を祈ること。追善供養。

②仏・宝・僧の三宝を敬い、これに香・花・飲食物などを供えること。 <出典:Weblio辞書「三省堂 大辞林 第三版」より>

→①は意味が分かります。お供え物をして冥福を祈る=「お供えをして、あの世で故人が幸福に過ごしていることをお祈りする」ですね。

→②は、供養というより「供える」といった意味しか伝わってきません。

でも、どちらにも「養」が出て来ません…。

・物品をもって他の者に援助すること。<出典:「歴史民俗用語辞典」より>

→「援助することが供養」ってまったく意味が分からないし、またまた「養」が抜けてます。

給資」からきた言葉。

仏・宝・僧の三宝にえ物をし資する(養う)ことから、死者(の霊)に供え物をし、死者を養うという意味になった。 <出典:葬儀の相談センター>

供花、香典、供物はすべて供養のためであり、葬儀や法事を行うことも、会葬者に品物を配って徳を積むのも供養として行われる。

仏教の構造では仏に供養し、これを死者に振り向けるという回向(えこう)の形になる。

→やっと、「養」が出て来ましたが、上記も意味がよく分かりません…。

「死者を養う」ことに意味を感じないし、表現が難しくて意味が伝わってきません…。

分かりやすく「供養の意味と意義」をまとめる

「供養」で調べると「なぜこの2文字を使っているのか」が分からなかったので、「供」と「養」を別々に調べました。

「供」を調べました。

  • 神仏・貴人などに、物をととのえてて差し上げる。
  • 役立てる。供(きよう)する。

<出典:Weblio辞書「三省堂 大辞林 第三版」より>

 

「養」を調べました。

Goo辞書によると

①育てる。世話をする。②飼う。 ③体をだいじにする。 ④心を豊かにする。 ⑤義理の子を育てる。

※分けて調べると、意味のあるキーワードがそれぞれ出て来ました!!

 

「供」と「養」を合わせると?

「供」と「養」を繋ぎ合わせて考えると、「供養」の意味は下記になりました。

「神仏やご先祖や大事な人にお供えをする。役立ちたいと思う。そういう想いが自分の心を豊かにし育ててくれる」

 

まとめ・供養とは?

供養とは…

もう少し、膨らませて表現してみました。

*彼岸(天国・極楽・浄土・来世など)に居るであろう故人に想いを馳せ、生きていた時と同じように「飲食」して貰うために「お供え」をする。

そして、彼岸での故人の幸せを祈り、逆に自分たちを見守ってもらうことを願う。

*もしくは、神仏に対して感謝の気持ちからお供えをする。

そして、自分や家族を見守って戴くようにお願いをする。

そうすることで、同時に、自分たちの心は安心する。

そして、心も豊かになる。

これが供養の大きな意味と意義だと思います。

 

供養することは、神仏・故人や先祖に想いを馳せます。

「想いを馳せること」「偲ぶこと」「忘れないこと」。

そんな気持ちを持つことで、「何かの時の心の支え」を感じたりします。

何かの時に「後押ししてくれたように感じる」のだと思います。

だから、安心が欲しい時にも、人はお参りをし想いを馳せたりします。

そこで、神仏・故人やご先祖に対して「お供えをして感謝の意を表します」。

こういった、「相手の事を考える」ことが、結局は、自分にとってもプラスになっているのでしょう。

相手にも自分にもプラスになっているように感じる行ないが供養なのかと、調べていくうちに解釈できました。

だから、とても意義と意味のあることだと改めて感じました。

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